2013/08/12

最近、頻繁に遭遇する「笑えない」お話です!!

 

 最終日の請負業務を果たすべく常磐線に乗りました。最寄りの駅は土浦駅に5分間で到着する程隣接しています。

 JR土浦駅で一旦下車して、『休日お出かけパス』というとくとく切符を購入するので立ったままで車窓を視ていました。レンコン生産日本一を証明する車窓には蓮の花が満開です。多くは真っ白な花ですが、時としてピンクの花も目に飛び込んでくるのを楽しんでいました。

 「どうぞ、掛けてください」と女子高生が席を立ちました。いつ頃からこんなご厚意を頂戴するようになったのかも記憶は定かではありません。しかし、最近はホントに多くなりました。「大丈夫です。次の駅で降りますから」と、丁寧にお断りしたのですが、女子高生も引き下がりません。「私も降りますから」と、親切に勧めてくれるのです。車内の雰囲気が、「座ってやれば良いじゃないか!」と感じ取れると気まずいムードになってしまいました。

 意固地になって拒んでいるのではないのです。僅か数分で到着する土浦駅で、ホントに降りるのですからご好意には感謝しつつも座らずに降車しました。『休日お出かけパス』と言うのは、東は土浦駅、西は小田原駅までの区間を何度乗降しても一日だけの限定で2600円なので、桜木町駅で降車する用務で、日曜日の出向には打って付けの「とくとく切符」なので恩恵を利用しています。

 最近、頓に多くなりました。

 乗り込んだ車内で、高校生や大学生風の若者たちが席を立って座るように勧めてくれます。隔週の八王子への鍼診療に出向く老夫婦にはこんなご好意に甘えてしまうことが多くなりました。一人の座席が空いているので老妻を掛けさせて小生がその前に立っていると老妻の隣席の若い方が、「どうぞ!」と立ち上がって他の車両に移動する人もいます。

 複雑な心境になります。

 小生は広島まで4時間の新幹線を頻繁に利用します。旅慣れしているので、少々の電車での立ったままでの移動は苦にもなりません。もっともっと辛そうな高齢者がおられるので、時として当方が席を立って譲ることもあるのです。

 こんな話を家人にすると、「そんな歳なんです!!」と異口同音の答えが戻って来ます。その度に苦笑しますが、「そんな歳」になってしまったようです。笑い話は、仕事を終えての帰路の電車でも続きました。最終回の業務が終了したので懇親会がありました。美味しい焼酎をいただいた帰路でしたので、「ご厚意」を受けて上野駅まで帰って来ました。まだまだ、笑い話は続きます。

 上野駅から常磐線に飛び乗ると大混雑の車中でしたので、立ったままで電車が発車しました。すると、会社員風の若い女性に「どうぞ!」と席を譲られてしまいました。「座りたぁ~い」という顔つきになっているんでしょうかね(笑)。

こんなネット記事があったことを、その都度思い出してしまいます。小生は暴言等は吐いていません!!(笑)

 

2011113 19:00

電車内での一番悪いマナーは「席を譲ってくれた人に対する暴言」だと思います

席を譲ろうとして断られると、若干気まずくなりますよね。

筆者は常日頃、電話勧誘や飛び込み営業や電車内でのマナーが気になってしまう性分です。「電車内でのマナー」に関しては電車内の公共広告で「携帯は電源OFFに」、「床に座らない」、「飲食禁止」、「大声で話をしない」……こうしたことなどが掲示されていますが、「席を譲った人に対する年配者の方の暴言の酷さ」ということに関しての公共広告を目にすることはありません。私は、この「席を譲った人に対する年配者の方の暴言の酷さ」が電車内での一番悪いマナーだと思います
例えばこのような

席を譲った人「...どうぞ」(席をそっと立つ)席を譲られた人「私はね、席を譲られるのが一番嫌いなんだ。そんなことしないでくれ」(怒り気味かつ大声で)
自分の乗っている路線だけかもしれませんが、有名な路線でも何度かこんな場面に遭遇したことがあります。譲られた人からすれば年寄り扱いをされるのが嫌だったのかもしれませんが、たとえそうであったとしても断り方というものがあると思います
 「次の駅ですから大丈夫ですよ…」など、嘘でもいいからこれくらいの発言で止めておけばいいものを、逆切れして「そんなことをしないでくれ」って酷すぎではないでしょうか。譲った側がこれじゃ悪者扱いだ...って傍らでこの風景を見るたびに思います。携帯使っているとか飲食しているとか床に座っているとか......これらももちろん公共の場所のマナーとして悪いものであります。しかしこういう暴言に関しての指摘はみかけません。 
 また、席を譲らない人間に対して「何で譲ってくれないの」な感じで見てくる年配者もいかがなものかと思います。こんな形で断られるのが嫌だから座ったままという人もいると思います。「若い者が譲って当たり前の姿勢」というのもどうなんでしょうか?
 最近、公共の場所での年配者のマナーの悪さが目に付くようになってきているような気がするのですが気のせいでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿

自己紹介

自分の写真
1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

フォロワー