≪昨日の出来事≫
昼食をしている時、「角田さ~ん、栗、食べっか?」と栗畑から声が掛かった。「まだ、家でも食べてねぇ~んだけっと・・」と味の保証はないとの北関東弁で前置きをしながら入れ物を差し出すようにと言葉が続く。
台所から小さなボールを取り出して妻が渡すとてんこ盛りの『栗の実』が返ってきた。妻が「わぁ~、こんなに良いんですか?」とお礼ともつかない言葉を発して受け取った。「甘味が着いているかわかりませんが茹でても皮を剥いて煮てでも食べてみて下さい。初物ですから」との言葉に何とも言えない人情を感じて心が温かくなった。早速、妻は仏壇に供えるべくお皿に移した。そして、ぽつりと「今日はお義母さんの祥月命日ですよね」と呟いた。お義母さんとは、小生の実母のことである。
平成7年8月27日。
ウッカリしていた(いつもの事ながら・・)が、確かにおふくろの祥月命日である。近所の農家から戴いた初物の栗をお供えしてもらって天国のおふくろも喜んでいる事だろう。
昨日消毒し終えたすもも(=李)の樹をサッパリする程に剪定した。未だ、害虫が動いている葉っぱもあり、整理するのに一汗も二汗もかいてしまった。ミニ書斎の窓の向こうが明るくなった。窓の向こうにはたわわに実って収穫を待っている緑の毬繰りが見事に見える。戴いた栗を眺めながら、「もう秋だ!」と独り言を。
久し振りに朝日を観たくなって1時間遅れの今朝の歩禅。散歩人も多い。中には「休んでいたんですか?」と声かける散歩人もいる。「いや、1時間早かったんですよ」と言いながらすれ違う。沼の東側から待望の日の出が見えた。 【05:05~05:55 6500歩】
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