信じられないのですが事実です。
こんな世の中で「生きて」いたら、どんなふうな人間に育つんでしょうね。歩きながら老妻の呟いた言葉がキッカケになりました。パソコンで家に居ながらのオーダーをします。数秒後には注文を請けた旨のメールがパソコン上に登場します。そして翌日、「もう、届いたのか!」と驚くほどの急便で注文した本が届きます。
当ブログ(8月1日)で話題にしたスポーツドクター・中村格子(医学博士)の著書が届きました(写真版)。旅先の駅ビルで本屋を探します。大きな駅には必ず存在します。乗り換えの時間を有効に使える貴重なスポットです。その地でしか求められない書物と出会うと無上の喜びとなり、乗り換えた電車の伴として有効活用できます。それが旅の風情にもなります。ネット注文には風情は、やっぱり無いですね!
居ながらにして翌日に配達される時代の到来には、何度試みても驚きが付いて回ります。便利な世の中になりました。いいえ、便利すぎる世の中になってしまったのではないかと危惧すら覚えます。
早朝歩禅の老夫婦の話題は、「利便性の追求」の成果が目に見えて多くなったことでした。老妻は『食に関して』感じることが多いようです。「食する」ためのプロセスも利便性の追求の恩恵が大きいとの事。調理器を含めた台所用品も、「こんなこともできなくなってしまう」と嘆くような道具が開発されているのだそうです。
二人の共通話題が「丼に乾麺を入れてお湯を注いで3分待つんだよ」として登場したインスタントラーメンの衝撃の模様でした。大学生だった小生の朝ご飯にも夕ご飯にも登場しました(笑)。あれから50年も経てば変わるのは当然です。
「食」も変われば「住」も変わりました。当然ながら「衣」も変わったでしょう。こうして考えれば、生活のスタイルが変容するのは当然です。衣食住の変貌は、その恩恵を受ける人間の本質までが変わってしまうのでしょうね。そんな話題にため息が混じるのは、やっぱり加齢症候群に入ってしまったようです!
さぁ、手にした『大人のラジオ体操』(DVD付き)を、いかに活用するか!老夫婦の細やかな挑戦にもなりそうです(笑)。
太陽は、今日も梅雨空のような雲に遮られて遅い時間に顔を出してくれました。今日と明日は久しぶりの仕事です。頑張って行ってまいりましょう。
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