~旅程の変更は慣れたモノ~
今日からハードスケジュールの始動。
最初の出向先は広島市。通常通りに目を覚まして日課をこなす。旅の身支度は既に完了している。昨夜、土浦市に住む長男(嫁)から電話が入った。要求された書類を送っておいたら違うとのこと。取り直しの依頼である。役所は8時半に開業。出立予定時刻から考えても再要求の書類を受け取れそうにない。そこで、出発時刻を遅らせることにした。書類を受け取って郵送を済ませてからの移動に変更。指定券を購入していなかったのが救い。
人生ってこんなモン。
つまり、何かで立て込んでいるときに限って、また別の用件が飛び込んでくる。どうしよう!!困った!そんな心情をパニック症候群と言うらしい。小生にはあまり縁がない。と言うより、「生き死に」に関係がなければそう慌てることではない、と脳が勝手に制御してくれる性分だからである。
「こんな状態で良く平気でいられるね」とは耳にタコができるほど聞いている。少年時代の臆病と泣き虫・弱虫の日々に味わった辛さや哀しさが免疫になったのか?と自らに問いかけては苦笑いをしてしまう。こんな心境も、他人からすると異常な性格の持ち主と判断されるようだ。異常と正常の区別は難しい(笑)
ともあれ、依頼された用務を済ませてから仕事先に向かいましょう。今日は前泊のみ。明日の本番(講演)までには随分時間があるんだから・・・・。能天気な爺さんは健在なり。
昨日のブログを投稿した時点ではこの展開は「わが人生」にはありませんでした。従って今朝は特別寄稿というブログです。悪しからず・・・。今夕には出向地に着きます。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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