2010/06/27

『霧中の2ヶ月』で結果を出す

  ~今までにない「経験」~
 帰宅して夕食を終える。
 ドッと疲れを感じる。それは通常の講演活動の疲労感とは異なる。教員採用試験受験者を対象にした講座の「指導者」を請けて5月8日からその業務に就いた。今日がその最終日であった。受講者は7月11日が受験日である。
 教員時代には高校受験も大学受験も「指導者」としての業務には就いたことがある。「偉そうに受験指導をした」己の姿は今でも再現できる。そして、結果はそれなりのモノがあった。今となればこれは単なる自尊心か。
 今日は40数名(受講登録者)の受験直前最後の講座だった。何とも言えない「消化不良」状態に陥ったのは何故だろうか。受講者との「関係づくり」が未完成のままに業務が完了したからである。これは「元・教員」の「教員たる」甘えの構造によるものなのかも知れない。
 ともあれ、受講者諸君の最後の「孤軍奮闘」を期待するばかりである。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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