~今朝は6月の史上最低気温~
早朝歩禅の前に『腰湯』をするのが日課の始まり。
午前4時に起床すると先ず、『腰湯』のための追い焚きのスイッチを入れること。そして二階の書斎に向かい、パソコンの起ち上がるのを待ちながら隣室の和室の雨戸を開ける。周囲の家はどこも起きていない(笑)。亡き義父が実家で見せた姿が今の小生に映っている。口癖が「電気は点けるな」であった。お天道様が出てくれば雨戸を開ければ電気は要らない。昔流の生き方に決して抵抗がなかったわけではない。しかし、こうして早朝の明るい光を得る瞬間の至福の時間を満喫している内にいつの間にか、電気を点ける前に外の明るい光を入れる行動自体が心地よい。
40代の現職教員時代の代名詞は「ミスター・腰痛」だった。ネーミングは当時の生徒である。笑ってなんかおれないほどの激痛との勝負だった。痛み止めの注射と薬、そして牽引。整形外科医には半年に1回は通院したモノだった。その後の経緯で鍼診療を知った。そして「注射と薬」と縁を切った。診療士の勧めは「『腰湯』(「半身浴」が通称)の継続である。鍼診療経歴10年であるからその半分は自宅での『腰湯』を続けていることになるだろう。激痛ともおさらばが出来たので歩禅が続けられるようになったのではないか。
6時に今朝も早朝歩禅に出掛けた。
『腰湯』の時間に聴くラジオで「6月で史上最低の気温」と今朝の天気予報だった。実際に朝の風が実に冷たかった。しかしながら、僅か5000歩の歩禅であっても、帰宅するとTシャツは交換するほどに汗ばんでいた。快調な一日のスタートなり。
明日から恒例の「魔の6月」と言えるハードスケジュールが始まる。6月を乗り切ると後半はグッと楽になる!!健康状態も良好であることに感謝しながら、こんな老体を待っていただいている学校や団体の元へ「元気印」をお届けにまいりましょう。
※旅先にはパソコンは持参しますが、歩禅記投稿は期待しないでくださいね。頑張ってはみますが出来ない場合は、6月6日に一括して「講演・旅日記」(以前のホームページにも掲載した)として投稿しますのでお許し願います。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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