
読者の皆さんの中には小生が「鍼診療」を受けていることをご存じの方が多いと思われます。その受診を始めたのが10年前の「今日」です。当時は、市教委の部長級の要職にありました。自らの体調不良だけを押し通すことも出来ずに家族の心配を無視してがむしゃらに業務に携わっていました。その年の9月に結婚式を控えていた長男が妻や娘達の心配を総括するかの如く「ちょっと話がある」と詰め寄ってきたのです。殺し文句は「孫も抱けないような親父じゃ面白くないだろう!」でありました。そして、長男が勤務する作業所で知り合った鍼治療師を紹介してくれたのです。
当時はまだ、「老いたら子に従え」とは承知こそしていませんでしたが、当時の高血圧症は検診に当たられた医師も驚くほどの異常な高さ(機器での「測定不能」のメッセージ)でしたので、息子の真剣な申し出を受けるつもりで鍼診療を受診することにしたのです。診療士から「薬の害」の話を診療時間中にずっと聞き始めて洗脳されたのでしょうか?勇気を奮って「薬とおさらば」しました。そして、満10年になってしまいました。
不安が無いわけではありません。しかし、自らの身体に免疫力を付けることの重要性を実感してからは、体質改善に積極的に立ち向かえるようになったような気がしています。基本は「身体の75%」を占める「水」への注目でした。38歳の折、仕事でヨーロッパに行きました。土地の人たちが「水を買っている」現状を知って驚きました。「いずれ、日本もそうなりますよ」と囁いた現地ガイドの声が蘇ってきたのも「水への注目」に拍車が掛かったのでしょう。
体質改善が「体内の水の交換」と診療師に言われ、一朝一夕には出来ないことも学びながら10年間歩んできました。新型インフルエンザ等々の話題もありましたが神経質になることも全くありませんでした。いつの間にか持病の一つだった花粉症もほぼ自覚症状も消えてしまっています。ほぼ体内の水は交換できた頃なのでしょう。裏を返せば「自己免疫力」が付いてきたのではないかという朧気ながらの自覚症状も感じるようになっています。この酷暑が続く中、エアコン無しの夜でも「眠れない夜」にはなっていないのが、夫婦揃っての「嬉しい誤算」とでも言えるのではないでしょうか。
体温が下がると免疫力が落ちるのだと診療師から指摘されました。
今は朝・晩の「体温」をしっかり観察することで体温の変動に注目しています。デジタルではなくアナログタイプの体温計を使用しています。小生の体温は朝・36度2分、夕・36度8分が平均値です。皆さんの体温はいかがでしょうか?
今日も、妻も一緒に「おにぎり」を持参して片道1時間45分のドライブを楽しみながら鍼診療に行ってまいります。
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