2010/09/02

それは2000年9月2日(土)に始まって・・

 ~満10年が経ちました~
 読者の皆さんの中には小生が「鍼診療」を受けていることをご存じの方が多いと思われます。その受診を始めたのが10年前の「今日」です。当時は、市教委の部長級の要職にありました。自らの体調不良だけを押し通すことも出来ずに家族の心配を無視してがむしゃらに業務に携わっていました。その年の9月に結婚式を控えていた長男が妻や娘達の心配を総括するかの如く「ちょっと話がある」と詰め寄ってきたのです。殺し文句は「孫も抱けないような親父じゃ面白くないだろう!」でありました。そして、長男が勤務する作業所で知り合った鍼治療師を紹介してくれたのです。
 当時はまだ、「老いたら子に従え」とは承知こそしていませんでしたが、当時の高血圧症は検診に当たられた医師も驚くほどの異常な高さ(機器での「測定不能」のメッセージ)でしたので、息子の真剣な申し出を受けるつもりで鍼診療を受診することにしたのです。診療士から「薬の害」の話を診療時間中にずっと聞き始めて洗脳されたのでしょうか?勇気を奮って「薬とおさらば」しました。そして、満10年になってしまいました。
 不安が無いわけではありません。しかし、自らの身体に免疫力を付けることの重要性を実感してからは、体質改善に積極的に立ち向かえるようになったような気がしています。基本は「身体の75%」を占める「水」への注目でした。38歳の折、仕事でヨーロッパに行きました。土地の人たちが「水を買っている」現状を知って驚きました。「いずれ、日本もそうなりますよ」と囁いた現地ガイドの声が蘇ってきたのも「水への注目」に拍車が掛かったのでしょう。
 体質改善が「体内の水の交換」と診療師に言われ、一朝一夕には出来ないことも学びながら10年間歩んできました。新型インフルエンザ等々の話題もありましたが神経質になることも全くありませんでした。いつの間にか持病の一つだった花粉症もほぼ自覚症状も消えてしまっています。ほぼ体内の水は交換できた頃なのでしょう。裏を返せば「自己免疫力」が付いてきたのではないかという朧気ながらの自覚症状も感じるようになっています。この酷暑が続く中、エアコン無しの夜でも「眠れない夜」にはなっていないのが、夫婦揃っての「嬉しい誤算」とでも言えるのではないでしょうか。
 体温が下がると免疫力が落ちるのだと診療師から指摘されました。
今は朝・晩の「体温」をしっかり観察することで体温の変動に注目しています。デジタルではなくアナログタイプの体温計を使用しています。小生の体温は朝・36度2分、夕・36度8分が平均値です。皆さんの体温はいかがでしょうか?
今日も、妻も一緒に「おにぎり」を持参して片道1時間45分のドライブを楽しみながら鍼診療に行ってまいります。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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