2010/09/11

後輩へのエール

玄関先の郵便受けにこんなチラシが!えっ、もう?そんな時期?そうなんですね。暑い暑い暑い・・連発の夏から初秋。現状認識との時差のギャップを痛感した情報です。皆さんの家にも届いているでしょうね。

 ~「若い」って、やっぱ良い!~

9月10日18:14受信
こんにちは。突然のメール失礼いたします。本日は教育経営研修会でのご講話ありがとうございました。教育経営、戦略についてのご講話でしたが、先生のお話を伺っていて、管理職・経営者と言えども、主役は子どもという教育の原点、また子どもと共に学ぶという教育の基本を忘れてはならないと感じました。なにより楽しそうにお話をされている先生の姿や表情を拝見して、「先生が楽しまなければ~」という教師の基本を改めて感じ、最後まで楽しくお話を聞かせていただきました。大変感銘を受けたのとともに、自分の教師としての生き方をもう一度見つめ直す機会がもてました。先生のお話の内容を一つでも多く生かし意識の計上をしていけるよう、全力で教育活動に取り組んでいこうと改めて思いました。これまで多くの方の講話を聞く機会がありましたが、今回特に心に響くものを感じたので、失礼とは思いながらお礼を言いたく、メールさせていただきました。ありがとうございました。

 昨日の夕刻、帰宅直後のメールチェックでこのメールを確認しました。
 能天気で開き直り屋さん(=自称)の小生でも、「講演は疲れます」と言うと知人友人達はこぞって「うっそ~!」と声を発します。なぜ?このメールの文面からもそれを裏付ける箇所があります。楽しそうに見える?らしいですね。
 昨日の受講者は選ばれた20名の教員だけです。若さ溢れる教場でした。若いって良い!!そんな心情になると先輩面をして冗談も言いたくなってしまいました。「来たくなかったんじゃないの?校長に言われて渋々受講しているんでしょ?そうであれば聴講も厳しい時間になりますね。運動会の練習で大変な時期なのに学校を空けるなんて、と仲間の目線も厳しくなかったですか」、と立て続けの雑談。この時間は確かに楽しそうに見えたでしょうね(笑)。
 ともあれ、(より)若い視線に胸がゾクゾクしました。この受講生は、将来の「日本の教育界」を背負って生き抜いてくれる後輩達だと思えたからです。昨年に引き続いての講師をお請けしましたが、昨年同様に心地よい刺激を老体全身にいただいて(笑)、帰路の宇都宮線の車中の人になりました。
健康管理に気をつけて、夢とロマンを語れる管理職になって欲しいと願いながら帰って来ました。疲れましたが、「爽やかな疲労感」は翌朝には「元気」の源になってくれています。この爽快感は癖になりそうです!
 朝夕の空気が秋らしくなりました。昼間は「残暑は当分の間」続くそうですが、気合いを入れて秋の(お請けしている)公務に挑みたいと心新たにしている朝です。 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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