2010/09/08

新・歩禅記(34)  4:30~5:10 5000歩


  ~「台風の通路」も異変~
 定刻の4時半出発。まだ真っ暗に近い状態なので空模様は判断できなかった。今までと確かに違ったのは「どんより」ムードの空であった。30分も歩いた時点で、「あ、雨が・・」との妻の小さな叫び声。少し勢いが増してきたことを感じ取ってUターン。
 出発前に聞いたラジオの天気予報。鳥取の日本海上を北東に台風が向かっていて北陸に上陸するらしい。その後、北関東に向かうとの情報。「関東地方には夕方から強い雨が降る」と聴き取っていたので無理をして歩くことを避けて途中で引き返してきた。
 こんな台風の進路も珍しい。九州の西を通過して日本列島を覗き込むように日本海の北の海上を通過し、北陸に上陸して北関東へ。前橋や館林、それに宇都宮に都市名が浮かぶ。これらの都市は今夏「最高気温」を何度も記録したことで何回も聞いた地名である。群馬県で「ゴーヤー」を特産できると言う話題には、我が耳を疑ってしまった。
 今年は自然界の異変を痛感することも多かった。「猛暑日」という言葉にも麻痺状態。しかし、考えたい。今年、急に猛暑日が増えたのではないことを。前兆は何年も前からあった筈である。そんなことを考えながら北陸に向かっている台風の余波。
 そんな「茅ヶ崎の朝」の空と、収穫が近くなった稲田を写真に撮ってみた。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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