2010/09/14

誘導の『発想法』を考える

 ~「話材」は日常的な取材力から~
 「小学校で英語の勉強が始まります」のキャッチフレーズも、ここに来てトーンダウンしているような気がしています。なぜ?それはマスコミを含めてメディアの取材標的が目まぐるしく変わっているからだと思いませんか?今夏は一貫して「異常気象」に振り回されて熱中症という言語から派生して「生きていれば134歳!!」とやらで戸籍の問題から「飛んで飛んで・・・」家族の絆という哲学論まで到達しました。
 今日のブログの話材はこれではありません・・・。
 今日はこれから市内の小学校で「英語の示範授業」をします。その後、定例の校内研究会です。授業を示範します。授業者としてのスタンスは今日もいつもと同じです。それは「授業を創る以前の意識」づくりです。つまり、授業を始めるに当たって授業者の語りかけのきっかけをどこから持ち込むのか、という視点を示範してまいります。
 掲載写真版の英語の文字は、新聞の大型広告版です。今日の英語の授業ではこれは私用しません。これも話材の一つとして掲載しました。これでどんな授業へ誘いますか?つまり、日常的に「授業づくり」の視点で注視しているとどこにでも話材は散在していると言うことです。「教師の日常的な取材力」が、授業への誘導を速やかに且つ興味をそそる雰囲気に持ち込めると言うことです。
 今日の授業の話材は別に取材したオリジナルです。明日にでも公開しましょう。高価な「資料集」から調達するのも否定はしません。しかし、日常の生活の中からヒントを頂けるという「安上がり」の取材をお勧めします!!

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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