昨日の正午過ぎ。
5日から出向する高知への旅のチケットを購入すべく、妻と二人でJR茅ヶ崎駅・みどりの窓口に向かって家を出発した。我が家にある「僅か1本の樹木」は今年は不調なのか?発する香りも感じることなく通りに出た。どこからとなく「キンモクセイのかおり」が鼻孔に届いた。家並みの数件続いて金木犀の木がある。どこからも通路に溢れるほどの匂いを発していた。
「あ~、もうそんな季節なんだね」と老夫婦の会話。
陽ざしはまだ相当な強さだったので「正午過ぎの出立」は少々失敗だった。しかし、金木犀の季節は季節である。街路樹や建造物が作る「日陰」に入ると、陽ざしの強さをさほど感じない。風も心地よかった。やはり季節は確かに秋の深みに向かっているようだ。
チケット売り場の混雑に耐えて(笑)無事購入した。
手土産を妻が持たせるというので駅ビルの地下で購入して帰宅した。1時間半ばかりの『歩禅』ではあったが日中の陽ざしとの闘いは、やっぱり厳しかった。暫くは会話も沈みがちな老夫婦であった。爺は8000歩を表示する歩数計を覗いて満足感に満たされたと言えば、やはり能天気な性分ですね。
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