
~確かなる「老い」を実感しつつも・・・~
今年も元気な孫達の歌声やメッセージにお祝いされた幸福なお祖父ちゃんです。
現職を辞して6年が経ちました。義父母の介護のために1年早く退職したので同期の人たちより1年早く一般社会に復帰したことになります。霧中の介護生活を思い出しながら、「親が存命」の時は、列記とした「子ども」でありましたが、没後3年も過ぎてこの世に「親」が実在しなくなると「つっかい棒」が取れたような、小さな負担が消滅したような複雑な心境になるモノです。
昨晩、孫軍団からお祝いの電話が届きました。
「いつまでも長生きしてください」の孫の言葉を反芻しながら、ふと「もう、そんな言葉を貰うようになってしまっているんだ」と神妙な気持ちになっていました。人生80年と言われるとして計算しても、人生の残りが遙か彼方まであるということにはなりません。寂しいような気分もしますが、「よくぞ、ここまで大病もせずに生きてきたな」と満足感も湧き出てくるのも偽らない事実です。
沢山のお祝いのメールやお手紙や、そして花束まで届きました。
40年も前に巣立っていった卒業生が忘れずに、昨日も祝詞を贈ってくれました。未熟だった若き日の教員生活を思い起こすだけで身の毛が弥立つ思いで「反省しきり」の時間となってしまいます。卒業生は、「皇太子妃・美智子様(当時)のお誕生日と同じ」と説明したらしい若い教員の言葉を今でも記憶しているというから恐ろしいモノです。深い後悔すら感じます。小生は皇后陛下(現在)より10年後の誕生で御座います。中には小生も皇后陛下と同年齢だと誤解している卒業生も(今回も)おりました(笑)。
ともあれ、老いとの勝負はまだまだこれからが本番(笑)です。
今後も、この節目の日を意義ある生活で活き活きとして迎えることができるように健康管理をしながら頑張りたいと心新たにしている朝です。
奄美諸島の豪雨被害も気になります。読者の皆様の地域も同じように急に冷え込んできたことでしょう。お風邪など引かれぬようにお気をつけてお過ごし下さい。
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