2010/10/08

3日間の「四国路」



 ~「はりまや橋」って?~
 龍馬人気で涌く高知市。
 数年前からの訪問地でありながら「はりまや橋」も知らずに通過していたようです。これが・・・。と親しくなっている高知の先生方に「はりまや橋がどこにあるか分かりました」、と興奮して告げると、「あれはホンモノではありません」とあっさりと切られてしまいました。つまり、この写真を撮った瞬間は意識の中では確かなホンモノであったことは事実です。 ともあれ、ホンモノが直ぐ側にありましたので、今度は「知ったかぶり」で講釈しちゃいそうです(笑)。実は、探し出したはりまや橋ではなく、偶然にも宿泊ホテルの目の前であったことも付け加えておくことにしましょうか!
 小生の「旅の目的」は学校訪問。
 かなり広範囲で全国を旅しているのに「旅人感覚」が身に付いていません。なぜなら「主たる業務」だけで旅程が終わってしまうからなのです。今回もご多分に漏れず旅の醍醐味から縁が切れそうだったのですが宿泊ホテルの目の前に「旅情をさそる」朱色の橋が存在しておりました。ただそれだけ?そう、ただそれだけでも「高知にやって来た」甲斐があったというモノでした。
 授業研究に関する話題提供で明け暮れる旅人ですが、今回はオプションで香川県善通寺市の中学校訪問を組みました。お気に入りの校長さん(ご本人はこのブログはご存じでない!)に会って帰ることにしたからです。そんなリラックスムードの小生が玄関先の掲示板(写真・中)にビックリ。物見遊山バージョンが吹き飛んだ瞬間でした。しかしながら、多忙な校長職を相手に数時間の「楽しい対話」を交わすことが出来た喜びで帰路に着けました。
 何回も通過する瀬戸大橋ですが、大パノラマとして視野に入る瀬戸内海の眺望に見取れてしまってシャッターを押すこともなかったことに気付きました。慌ててカメラを向けましたが窓ガラスに反射して上手く撮れませんでした。それでも「旅の気分」はお汲み取りいただけるでしょうか。
 今回のメインは高知市立潮江小学校の授業研究会に出席することでした。子供達の輝く瞳に魅せられました。授業の工夫は「これからの磨き」具合ではどんなにでも伸びて行きそうな教師集団に大きな期待を抱くことが出来ました。助言を素直に聞き入れて協議会の発言に今後の期待が更に膨らみました。次回のお声掛かりを楽しみになりました。他の学校には存在しない「潮江版・授業研究会」が出来るのではないかと心ウキウキしながら学校を離れました。
 予定した時間よりもかなり早く帰宅できました。
 数日後からは、また「秋の大遠征(笑)」がスケジューリングされています。今日・明日は少しだけ骨休めをさせていただくことにしましょう。
 


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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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