~今日は、ぼ~っとした一日~
今頃は、また奄美では強い雨脚になっているのでしょうか?
台風銀座と言われた九州で少年時代を過ごしているので「バケツをひっくり返したような」雨の降り方には恐怖の思いしか残っていません。「将来は絶対に台風の来ない地域で過ごすんだ」、と幼い心に誓ったのが懐かしいですね。それほど全身に自然界の怖さが染み込んでいました。だから、奄美の被災の状況をテレビ画面で見ると他人事には思えないのです。すでに犠牲者も出ているというのですから今後の雨量が更に心配ですね。ご冥福を祈ります。そして、一日も早く雨が上がり後片付けがすんなり出来ることを祈るばかりです。
そんな思いを巡らしたり、久し振りに今日は「何もない」フリーの時間をゴロゴロとゆったりと過ごしました。明日の主宰事業(茅ヶ崎市)が終わると暫くは公的な仕事から解放されます。しかし、11月の声が届く頃からは今年最大のハードスケジュールで12月までに18回の講演が待っています。体力勝負ですね。ともあれ、無事にお正月を迎えられるように頑張らなくてはなりません。
しかし、夕方になると気温が下がるようになりました。暑すぎた夏は?もう忘れちゃいましたね。
どちら様も風邪など召さぬようお気をつけ下さい。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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