2010/10/01

今日から10月・・・『衣替え』


 ~「日付の変更」で何を考える?~
 10月1日
 ・・・やっぱり『衣替え』かな?
 皆さんはいかがでしょうか。「制服」を着用した高校時代までのこの日は、まさに6月1日と対局の「日付変更線」であった。皮肉なモノで、暑くなったので早く衣替えにならないかな~と願っていたのに当日になると肌寒く感じたり、自転車で風切る冷たさを感じて冬服を待望していながら、着用した日から「暑くて・・」と嘯いた思い出が蘇って来る。コンピュータ制御ではあるまいし、昨日までは「夏」、今日から「秋」とデジタルに割り切れないのが「季節の移ろい」という素敵な自然の生業ではないだろうか。
 
今年は国勢調査。大正9年から「5年ごと」に実施されているというから今年は19回目のようである。10月1日への連想は、国勢調査も強い。
 昨今では所在不明の「超・高齢者」問題もあり、所管の総務省統計局でも神経が研ぎ澄まされていることだろう。書き上げたので本日中に郵便物として投函することにしよう。
赤い羽根。
 これも、またこの季節の風物詩。
 共同募金運動が大流行だった学生時代。駅頭で「お願いしま~す」という連呼には時として「邪魔くさい」と思うときもある。しかし、この小さな活動が全国という規模で実施されると決して軽視できない金額の募金があるようだ。中高生や、時には小学生の黄色い声がこだまするとつい何回も募金してしまう人もあるという。
 善意が悪意に変わったとの報道を目にしたり耳にしたりすると街頭で声をからして奮闘してくれた青少年の善意が崩れてしまう。
 そんな思いも馳せる日である。
 
 小中学校の文化も変わった。
 今日から「後期」という二学期制になったようだ。三学期制度で育った保護者には戸惑いもあるようだ。しかし、時代は平成の代も「20年を過ぎて」2年にもなる。変化は当然だろう。そんな思いを巡らせている今朝の爺である。
  


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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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