親しくさせていただいていた茅ヶ崎のご近所の方から戴いた妻のお気に入りの「菊の花」がやっと見ごろになり多くの花が開き始めました。深紅色の花弁は夫も好きであります!震災の余震に揺れ、放射能とやらの攻撃も受けながらも見事に根を張って育ってくれました。
妻は最初に咲いた一輪を特製の花瓶に挿して仏壇に供えていました。
速いモノで三回忌も同時に済んだ義父母のお墓にも近々、咲き誇る菊の花を持参することでしょう。仏花を「買わないで」供えること、は転居の際の妻の夢でもあったようです。まだ、余裕もなく上手に栽培が進んでいませんが、茅ヶ崎の「猫の額」に比べれば何十倍もある庭です。また、近隣は農地(栗畑)でもあり、植物を育てるには絶好の土地であるのは今後の楽しみになること間違いありません。
小生はこの写真を、戴いた茅ヶ崎の知人に葉書に転写してお礼状を作りました。そして、歩禅のコースで投函して来ました。夕暮れの農道が歩禅のコースです。西方に筑波山を見ながらスローライフを地で行っているような気分にも誘ってくれます。もみ殻を焼いている田んぼの方から流れる「煙り」に、農家の倅として育った幼い日々の「故郷の匂い」を思い出して感激してしまいます。何十年間も忘れていた故郷の香りの一つなのです。
今日は、転居して初めて国旗を揚げました。
転居してから数回の旗日にもゆとりがなかったのでしょうか。一度も揚げて上げていなかったのでホッとしました。茅ヶ崎だけでなく、この地でも軒先に国旗が揚がっている家はありません。国状として理解してしまっても仕方のない現実ですね。主義信条の問題でしょうから、他者への批判や中傷はありません。庭で遊ぶ孫たちの視界にその存在感が残像として思い出されれば祖父としての細やかな望みが果たせるというだけです。
明日は暫くぶりに遠出します。
早朝から愛知県豊橋市へ向かいます。明後日は静岡県浜松市に戻って仕事を終えたら宿泊せずに直帰する予定です。深夜の帰宅になりますが、頑張って仕事をしてまいりましょう。
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