~「知床旅情」に元歌があった?~
1週間前と同時刻に起床したので早朝『腰湯』の時間も早い。
3時からのラジオ番組を浴室で聴きながらうっとりしてしまった。今朝は森重久弥氏の「うた」特集であった。後に加藤登紀子さんという歌手が歌った「知床旅情」という作品の成り立ちをアナウンサーの解説を聞いた。「オホーツクの・・・・・」と言う氏の作詞作曲の元歌があったことを現物にて聴くことが出来たことは至福である。知らなかったので妙に新鮮に聞こえた。
個性的??な芸能人。
大好きな俳優さんのお一人でもある。主演された「社長シリーズ」を何本も観ているので歌声を耳で捉えながらも脳裏を掠めるのは映画の独特な雰囲気であった。ラジオ番組での特別シリーズは昨日が氏の亡くなられた日だったようである。95歳の人生を終えられたとの説明を聞きながら芸能人としての知性、つまり演技力や歌唱力を通して個性を十分に国民に知らしめた存在感はやっぱり素晴らしい人生だったのだと、ファンとしての感激してしまった。
今日は「近くて遠い」地に出講である。
神奈川県藤沢市に出向くのに、当地を6時37分の常磐線に乗車しなければならない。広島や高知、鳥取に出向く日程と変わらない。つまり、特急電車や新幹線を利用しないと合理的な旅の時間を使いこなすことにはならないということである。矛盾を感じない訳ではないが、当然のことでもある。
明日も至近距離にある燐県・千葉県八街市が会場となる。幸いにも長女が近くに住んでいるので今夜は藤沢市の会場から直行することにしている。数か月ぶりに孫たちとも会えるのが、また別の楽しみでもある。従って数日間の本ブログを休刊いたしますのでご了解ください。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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