~隔週設定の「鍼診療日」~
深夜に雨音で半分目が覚めた(笑)状態で夢うつつでしたが雨戸を開けて地面の湿り具合が雨量を確認させてくれました。新潟県の上越地方ではまだ雨が降っているとのラジオを聴きながらこの雨がこれからは豪雪地帯の特徴を演出するのだろう、と考えつつパソコンに向かっています。
転居しても東京都町田市の鍼診療所には通うことを決めた老夫婦は、今朝も出立の準備をしています。片道3時間弱の「乗車時間」に堪えられなくなったら通所は断念することになるでしょうが、現時点では意志が固いので出かけることにします。
今日は立冬。
暦の上での季節は、実態とはかけ離れることも多いのですが、心情では「もう、冬か!」と言う思いは募りますね。昨夜、卒業生からのメールを受信しました。「ミニ同窓会」の案内です。毎年の「暮れの行事」です。大掛かりな同窓会ではないのですが、毎回15名ぐらいは集まって来ます。勤務した中学校が藤沢市の関係から会場は藤沢市となっています。昨年までは茅ヶ崎市からの参加でしたので時間的な負担は全くなかったのですが、今回からはかなりの遠距離になってしまったので若干の躊躇いもありました。しかしながら、カレンダーには既に記入済みの行事ですので「参加します」の意志表示を送信しました。卒業生との再会は、また格別な思いに浸ることが出来ます(反省も多いですが・・)。
寒くなります。
茅ヶ崎より少しだけでも「寒い」地方に転居したのですから覚悟はしています。風邪などひかないように気を付けたいと心している立冬の朝です。読者諸兄も健康には気を付けてお過ごしください。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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