~喪中葉書を戴いています~
毎年、年賀状を書き始める頃までに喪中の葉書が届きます。
3年前に小生も発送しました。それぞれの「思い」が込められている葉書に目を通しながら、卒業生の一人から届いた「思い」に心が曇ってしまいました。「二月に夫(〇〇)が48歳で永眠しました・・・・」との文字に早過ぎる人生の終わりを、卒業生はどんな思いで見送ったのだろうかと考えると辛くなってしまったのです。彼女は実母との別れもまだ中学生の時(小生が担任)だったことを考える人生の絵巻物が微妙に、人それぞれに異なっていることを実感したのです。
尊敬して(させていただいた)いた上司の奥様から届いた葉書にも思いを馳せました。
教員と言う身分で勤務した市教委で「教育長」として、厳しく且つ丹念にご指導いただいた当時の職場の風景が蘇ってきたのです。活気ある職場づくりにご支援いただいた「一言一言」が浮かんできます。忘れ得ぬ名文句(名言)は、新春教育講演会(1月21日・東京/浅草)で思い出として紐解きながら披露しようと考えています。成長しきれない『大人社会が生み出す負の再生産』の根拠に、この大先輩の名言を使わせていただきたいと企画しています。神奈川への里帰りで、また一か所「墓参り」が増えました。
そんな思いが脳裏を駆け巡る師走の日曜日です。
昨日は当ブログの書き込みをサボってしまいました。申し訳ありません。千葉県佐倉市に住む長女宅に車で行ってみたいと目論んでいたのを実行しました。往きは2時間でほぼ予定通りだったのですが、帰路を長女が示してくれた「地図帳」を頼りにして自宅に向かった筈が、全く違う場所を走っていることに気が付いて進路変更を繰り返している内に何と3時間以上も運転してしまったのです(笑)。疲れ切っての帰宅になってしまいました。心配した嫁から車中に電話がなるやら、老夫婦は若干のパニック状態になって疲労困憊の状態で帰着しました。ブログに楽しい旅の様子など書き込む余裕もなくダウンでございました(笑)。それでも、今朝は元気なお目覚めですので能天気な性格はご健在のようですよ!!
そろそろ、真剣に「年賀状の作成」に取り掛かりましょうかね。読者の皆さんの進捗状況をお知らせください。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
0 件のコメント:
コメントを投稿