~環境の変化と心境~
何かと気忙しい思いで過ごす「年の瀬」が、今回はちょっと違う。
新居と言う外的環境がそんな心情に迫っているのだろうか。いつものリズムで早起きして、「やるべきこと」(前夜の就寝時に考える)は7時までには全て終える日課は、ここ20年間は変わっていない。そのように確信している老脳が、それでもいつもの「年の瀬」とはちょっと違うような感じにさせられるのは何が原因だろうか。
加齢が要因だと言及するには、まだ抵抗がある(笑)。
昨日、小学生の孫二人を乗せて隣市・取手市に住む叔父宅に行った。助手席に妻、後部座席に二人の孫たちが陣取ってのドライブであった。はしゃぐ孫たち二人の会話で助手席の妻は笑い転げていた。九州の従兄たちや知人・友人から届いた野菜や果物をまとめて「お正月用」として叔父宅に届けるためであった。事情も説明して孫たちは同乗した。マンションの7階に住む叔父の部屋からは北に筑波山を背にして「牛久沼」(写真・左上)、南には冬の日差しに光を発しながら流れを見せる「小貝川」(写真・右下)がきれいに見下ろせる。孫たちの歓声が上がるほどだった。眼下を常磐線が走り去る光景もまた歓声の増量になったようだ。
興奮を載せたまま車は帰路に着く。途中で昼食の所望があり駐車場に走り込む。希望のメニューで満腹になった二人は、さらにヒートアップして「漫才」紛いの対話へとエスカレートする。長男孫の発した言葉尻を捉えて祖父ちゃんから「考えるクイズ」を発信した。孫の級友が秋田県へ転校するという話題がきっかけであった。
都道府県の「頭文字」一字だけを祖父ちゃんが発して、完成させる問題である。佐賀県・滋賀県・三重県・千葉県は「頭文字」の一文字だけが全てのヒントなのでかなり手こずる状態だったが、半分以上は解答が完成した。全部が完成する前に自宅に到着したほど集中した。サッカーをやっているという孫たちは、そのチーム名が都道府県名の名称当てに役立ったようで興味深くさえ感じた。
こんな年の瀬を過ごしたことはなかった。
つまり、今年の年の瀬が今までのそれと趣を異にする要因は「人的環境」の所為であることに気付いたのである。住居も地勢も変わったとしても、この年齢にもなると外的刺激からの動揺は無いのかもしれない。内的環境の変化、つまり関わり合う「人的」な質と量の変化の方が、影響が強いと実感した。
何かと気忙しい思いで過ごす「年の瀬」が、今回はちょっと違う。
新居と言う外的環境がそんな心情に迫っているのだろうか。いつものリズムで早起きして、「やるべきこと」(前夜の就寝時に考える)は7時までには全て終える日課は、ここ20年間は変わっていない。そのように確信している老脳が、それでもいつもの「年の瀬」とはちょっと違うような感じにさせられるのは何が原因だろうか。
加齢が要因だと言及するには、まだ抵抗がある(笑)。
昨日、小学生の孫二人を乗せて隣市・取手市に住む叔父宅に行った。助手席に妻、後部座席に二人の孫たちが陣取ってのドライブであった。はしゃぐ孫たち二人の会話で助手席の妻は笑い転げていた。九州の従兄たちや知人・友人から届いた野菜や果物をまとめて「お正月用」として叔父宅に届けるためであった。事情も説明して孫たちは同乗した。マンションの7階に住む叔父の部屋からは北に筑波山を背にして「牛久沼」(写真・左上)、南には冬の日差しに光を発しながら流れを見せる「小貝川」(写真・右下)がきれいに見下ろせる。孫たちの歓声が上がるほどだった。眼下を常磐線が走り去る光景もまた歓声の増量になったようだ。
興奮を載せたまま車は帰路に着く。途中で昼食の所望があり駐車場に走り込む。希望のメニューで満腹になった二人は、さらにヒートアップして「漫才」紛いの対話へとエスカレートする。長男孫の発した言葉尻を捉えて祖父ちゃんから「考えるクイズ」を発信した。孫の級友が秋田県へ転校するという話題がきっかけであった。
都道府県の「頭文字」一字だけを祖父ちゃんが発して、完成させる問題である。佐賀県・滋賀県・三重県・千葉県は「頭文字」の一文字だけが全てのヒントなのでかなり手こずる状態だったが、半分以上は解答が完成した。全部が完成する前に自宅に到着したほど集中した。サッカーをやっているという孫たちは、そのチーム名が都道府県名の名称当てに役立ったようで興味深くさえ感じた。
こんな年の瀬を過ごしたことはなかった。
つまり、今年の年の瀬が今までのそれと趣を異にする要因は「人的環境」の所為であることに気付いたのである。住居も地勢も変わったとしても、この年齢にもなると外的刺激からの動揺は無いのかもしれない。内的環境の変化、つまり関わり合う「人的」な質と量の変化の方が、影響が強いと実感した。
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