~「12年前の出会い」に端を発して~
旅の疲れが吹っ飛んだ(笑)。
長いお付き合いの退職校長から新刊書(写真)が送られてきた。推薦図書でも?と中身を開けて表紙の文字にビックリした。著者の名前が送り主である。同封されている書簡(下記参照)を読み終えた瞬間、全身の力がす~っと抜けていくような感じだった。次の瞬間、言うに言えぬ「感激」で胸が苦しくなった。そして、老体の「こころ」が躍動するばかりの「感動」で全身に活力らしい熱さを感じた。
拝啓
ご無沙汰しております。先生には、お忙しくご活躍のこととお慶び申し上げます。先生のご活躍は、それだけ学校が救われていくのですから、何よりうれしい限りです。また、2月には、東京都東大和市立第十小学校の研究会においでいただけるとのこと、職員や市内の先生にとっては、最高の学びの機会です。彼女の学校の課題は、まさしく『授業づくりは学校づくり』です。今、私も国語指導に入っていますが、やっと少しずつ成果が見え始めています。2月、先生が来られるのを楽しみにしております。
さて、私も立川市の若手教員の育成に関わってきましたが、この仕事も今年度で終わります。そこで、若手教員育成に役立つことができればと思い、授業づくりのノウハウを本にまとめました。
サブタイトルを見て、おやっと思われたと思います。角田先生からご指導いただいた『授業づくりは学校づくり』が『学級づくり』になっているからです。本書5ページにも書きましたが、これは角田先生からの教えを学級経営にあてはめたものです。角田先生の言葉を勝手に引用、活用して申し訳ありません。門弟が師匠の教えを広めているものと考え、ご容赦ください。おかげで、私の知人・友人などからは、「まさしくその通り。校長にとっては学校づくりだが、教員にとっては学級づくりだな。」と感想をいただいております。 そのような訳で、ご報告までに本をお送りさせてもらいました。どうか、ご覧ください。
9月半ばとはいえ、残暑は濃厚です。お体、ご留意ください。
書簡を読み終えて、贈呈された著書に目を投じた。
氏も退職して何年になるのだろうか。校長職を延長する東京都教委の政策で2年間は現職を継続した兵である。その後は市教委の嘱託も請けて活躍した実践家でもある。小生の意思を大切にして、立川『響の会』の代表も務めて後進の指導に心血を注いだ人材である。著書の随所に、氏らしく「厳しさに裏打ちされた優しさ」で表現されているのがわかる。
『恩師』と表現されるのは面映ゆい思いである、
しかし、実直な氏の性格を考えれば喜んで受けるしかないだろうと押し切られそうである。『師』と仰がれることは人生最大の金メダルを掛けて貰ったような気分でもあるが、掛けてもらった金メダルは重過ぎる。
後輩諸兄の「がんばり」には、もう負けてしまってはいるが(笑)、その闘志を支えてあげられる情熱だけは失せないようにしなければなるまい。9月1日号の当ブログでは3年前の愛知県教委との協働の事後報告を受けて金メダルを掛けられた気分になった。「蒔いた種が芽を出しました」との報告を受けたことがその証である。今後の自らの動きで支援体制を明確にしたいと意欲満々の老輩である。
自然界の「収穫の秋」に準じて、実りの重さを感じる朝である。
早朝歩禅記録 【05:10~06:00 6400歩】
老妻同伴の久しぶりの早朝歩禅は、時間が遅い出発なので散歩人が多かった。今日は3連休の最終日である。そして、今日は「敬老の日」・・・・・。後期高齢者(75歳)まで、あと何年?そんな会話が切実になったような実感が湧いてきています(笑)。
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