2012/09/02

リズムが狂った朝

 ~「早朝の歩禅」が不能に~

 ずっと雨が降らないと干ばつが心配になりますね。

 関東のダムの底が見え始めた写真を新聞で見ながら強い雨足を聞いていました。時計を見たら、まだラジオ体操も済んでいない時間でした。母屋は相変わらず無人の館です。話し声が通らないような強い雨音に、「えっ?」と何度も大声で聞き直す「ミニ老人ホーム」(笑)の早朝でした。孫たちの運動場になっている小さい庭は大きな水たまりになってしまいました。

 こんなモンで水不足は解消しないよなぁ~、と呟くと妻が返答しました。「降れば降ったで不平を言うくせに・・・」と切り出して、「電力不足に水不足が加われば生活のリズムまで狂っちゃいますよね」と。水と電気で生活のリズムが成り立っているのか!ガラス戸越しに降りしきる雨を見ながら妙に納得したのです。リズムが狂った今朝は、その内の一つ(雨=水)に因るモノでした。

 3時半に起床して、メールチェックをして必要な返信を済ませる。「昨日の記憶」という老脳鍛錬のための記録に取り掛かります。前日の行動を時程で記憶を確認(=時として「曖昧模糊」な記憶に愕然とする)しながらキーボードを叩くのです。

4時半に『早朝歩禅』に出発して5時半前には帰宅する(6000~6300歩)。シャワーを浴びて着替えをする。朝食が済むと6時である。パソコンに向かいブログの登載準備をする。6時半から「ラジオ体操」で全身を動かす。7時からブログを整理して登載を完了すれば、爺の一日の替版の業務(笑)は終わったことになるのが生活のリズムです。

 これを知られた読者諸兄の多くは驚かれるでしょうね。

 「几帳面で頑固な性格」と想像される??それは誤解と言うモノ。これは通常の「何もない・なかった」生活の時のリズムでしかない。つまり、例外が結構多いのです。(例外が多ければ例外とは言わないですよね)。深酒をしたり遊び過ぎたり、夜更かしをして帰宅したりする(結構多いんですよ)と、先ず老体が証明します。意識は目覚めているのですが身体が動きません。そんな時は、堂々と(笑)寝坊します。40年も連れ添っている老妻は百も承知です。身勝手な人生でしょ??

 そんな人間が、今朝のように降雨でリズムが崩されると何もかも狂ってしまうから大笑いですよ。間もなく9時になると言うのにブログの登載時間までがズレてしまっていますから・・・・。見えないリズム崩壊の原因は母屋の3人の孫たちの声かも知れません(と、老妻が気づいたようです)。

 早朝歩禅のリズムを支えているのは、地元の散歩人さんと定刻に会って声を交わせることでしょう。有難いことです。リズムが狂った朝はそろそろ復旧工事に入りましょうかね。止んだ雨の後は猛暑日紛いの陽射しが襲って来ていますので・・・・。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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