現職を去ると、やっぱり『蚊帳の外』人種になってしまう。
当然のことですから被害妄想の状態にはなりません。しかし、今回のこのチラシは、「おや?業界も変わった?」と自問してしまいました。現職の愛弟子(=本人の意識は不明)に難題をふっかけて主催者への問い合わせを依頼しました。多忙な現職には堪ったものではないですよね。唐突な電話もさることながら、問い合わせの依頼までされたのでは!!目の前の現業が滞りますからね(笑)。
しかし、数時間後にすっきりした回答が届きました。
全国の当ブログ愛読者諸兄にもお裾分けします。このチラシ(『いじめのない学校づくり』シンポジウム)への、当方の関心の観点は、「いじめ」という社会現象を学校教育だけで背負うことへの不信感にあります。現職の頃から考えは変わっていません。いじめる人間サイドの心の貧しさは「重大な社会現象」であることを、社会全体で認識すべきだと考えていました。
問い合わせを依頼した愛弟子からの直接の電話回答でスッキリしました。参加費が無料であり、学校教育関係者に限る等の制限も無いことを確認してくれました。どなたでも自由に参加できるとの回答でした。そこで、ご愛読いただいている保護者や社会教育関係者の方々にもご案内すべく以下に添付しました。
「いじめる」という病理現象は、『育ち』にあると確信しています。つまり、大人社会の歪みから発生する許し難い現象であることを確信しているからこそ、文科省は「豊かな心」という文言を学校教育の主目標に掲げているのです。「豊かな心」にはいじめは存在しません。学校教育だけで背負える課題ではありません。教職員と言うオトナ社会にも「いじめ構造」は顕在しています。そんな大人社会の下で『育つ』青少年が健やかに成長するわけがありません。
こんなシンポジウムを全国各地で開催して意識変容の糧にして欲しいと願うばかりです。
事務連絡: 11月20日付 新ブログ【寸心紀行】(=右欄の該当項目をクリックしてご覧ください)にてお知らせ・ご案内した当方が主宰する第12回・新春教育講演会が、このシンポジウムの前日の予定です。遠隔地からご参加予定の方で時間に余裕があれば、このシンポジウムまでご参加されることをお勧めします。
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