年末になると自身の経営する会社名の入ったカレンダーが幾つも届けられる。
我が家の歳末風物詩となる1シーンである。利用価値があるので重宝しているカレンダーばかりである。すっかり「我が家の生活」の顔になっているカレンダーもある。杜撰極まりない生活者の小生のリズムには几帳面さはないが、「気紛れ」人生を謳歌している人間にも、ある一種のリズムはあるようだ(笑)。
毎年、ある時期が来ると「もう年賀状は止めちゃおうかな!?」と嘯く。その度合いが高いほど購入も遅くなる。遅くなればなるほど律義さが消える。束になっている年賀状が恨めしくなる。
ところが、ある日突然に年賀状制作に挑み始める。もう、そこには自分だけの世界しかないので独壇場になってしまう。家人の入る混む余地もなくなるらしい(=周囲の気配でわかる)。
今年もそんな時がやって来た。それが昨日の事である。
制作を完了して郵便局に投函するために歩いて出掛けようとした。老妻も他の用務があるので郵便局に行くとの申し出があり、車で行くことになった。今にも雨が降りそうな師走の空。出発して直ぐに雨が降り始めてしまった。気温の低さと空気の冷たさは居住地によって異なるが、冷たい雨の師走の空模様も何度か記憶に残っている。降雨の中で投函を終えて帰宅した。
根拠のないバイオリズムではあるが、帰宅して始めるのが『カレンダー』の点検である。これも恒例の行動である。今年も全国から届いているカレンダーの点検をしながら、ふと目と手が止まった。挟み込まれている1枚の両面印刷の用紙を発見したからである。
取り出して読んでみると、送り主からのメッセージであった。
コピーされた新聞記事が裏面にあった。作業を止めて読み始めて愕然とした。その新聞記事は2007(平成19)年8月21日発行のものだった。初めて読んだ記事ではあったが、送り主の「生き様」を大まかには知っているつもりだった思い込みが崩れた。このブログ画面では読み辛いとは考えたがスキャナ版でここに紹介したい気持ちに駆られた。
パソコンのソフトを活かして資料化することにした。ワード版で作成する。ご希望の方はメールにてお申し出頂きたい。
届けていただいたカレンダーの整理を終えたので「わが歳末歳時記」の1コマが済んだことになる。
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