年齢の正確さは不明ではあるが、孫たちの友人の「お祖母ちゃん」の話題が立て続けに上った。「〇〇のお祖母ちゃんが転んで骨折したんだって・・」との情報を聞いた老妻は、「お見舞いをどうしましょうか」と小生に問い合わせた。1週間も前の話である。仕事で広島に行くので「お土産」を買って来るからそれを持参してお見舞いに行けば大袈裟にならずに良いのではないかと応えておいた。
広島からのお土産としてお見舞いに行って来た老妻が、トイレに歩くのも儘にならぬ容体だと聞いて来た。同家に遊びに行っていた孫が帰って来て、持ち運びできるトイレを買って来て置いてあったよ、と次の情報を届けてくれた。
遊びにやって来ていた次男孫の友人が帰り際に、「お祖母ちゃんが退院して来たので、早く帰ります」と発した言葉に、老妻は更に衝撃を受けたようだ。窓越しに確認していたが、こちらは病気のための入院だったようだ。
こちらに転居して親しくなった「お祖母ちゃんたち」である。孫の友人を介してのお付き合いが始まって老妻も嬉々として談話の機会を創っていたので、降って湧いたような連続する2本の情報に少なからず衝撃を受けたのだろう。
「警鐘だよ」と、小生が言葉を発しても反応は薄かった。
「明日は我が身」とばかりに用心して、動かなくなってしまっては、老化は一足飛びに襲ってくるだろう。適度の運動も必要であることは意識しても、肝心な意欲と身体の老加速度がミスマッチではどうしようもない。
そんな事を真剣に考える時代の到来である。
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