2013/12/02

『警鐘』らしき情報を受け止めて考える

 友人からの情報を得た孫たちから小耳に挟んだ情報を真剣に受け止めている。

 年齢の正確さは不明ではあるが、孫たちの友人の「お祖母ちゃん」の話題が立て続けに上った。「〇〇のお祖母ちゃんが転んで骨折したんだって・・」との情報を聞いた老妻は、「お見舞いをどうしましょうか」と小生に問い合わせた。1週間も前の話である。仕事で広島に行くので「お土産」を買って来るからそれを持参してお見舞いに行けば大袈裟にならずに良いのではないかと応えておいた。

 広島からのお土産としてお見舞いに行って来た老妻が、トイレに歩くのも儘にならぬ容体だと聞いて来た。同家に遊びに行っていた孫が帰って来て、持ち運びできるトイレを買って来て置いてあったよ、と次の情報を届けてくれた。

 遊びにやって来ていた次男孫の友人が帰り際に、「お祖母ちゃんが退院して来たので、早く帰ります」と発した言葉に、老妻は更に衝撃を受けたようだ。窓越しに確認していたが、こちらは病気のための入院だったようだ。

 こちらに転居して親しくなった「お祖母ちゃんたち」である。孫の友人を介してのお付き合いが始まって老妻も嬉々として談話の機会を創っていたので、降って湧いたような連続する2本の情報に少なからず衝撃を受けたのだろう。

 「警鐘だよ」と、小生が言葉を発しても反応は薄かった。

 「明日は我が身」とばかりに用心して、動かなくなってしまっては、老化は一足飛びに襲ってくるだろう。適度の運動も必要であることは意識しても、肝心な意欲と身体の老加速度がミスマッチではどうしようもない。

 そんな事を真剣に考える時代の到来である。
 
 
 
 
 
 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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