NHKラジオ番組名:『明日への言葉』(04:00~04:50=終了時刻は不定)
12月22日 「自閉症の子どもと手を携えて19年」① 新保 浩(社会福祉士) に耳を傾けながら枕を濡らしてしまった。不覚の涙ではない。「父親」という同業者としての己の甘さに怒り、彼の純粋な息子への愛情の深さに感激して流した涙であった。老妻も聴いていたので、番組が終わってから布団から抜け出た、貧相な老父親は肩身の狭い心情に落ち込んでしまった。
障碍者のわが子を想う親の心情は理屈では理解していても現実問題としては実体験も無い。避けることの出来ない父親業を淡々と、しかも幸せそうに語る彼の言葉には随所で後頭部を叩かれる思いになったのである。それが感涙に現れたのであろう。
起床後、身支度を整えてパソコンに向かう。
通常のリズムでは、メールチェックと返信作業からブログ登載作業と時間を流すのであるが、今朝はラジオ深夜便に登場された福祉心理士・新保浩氏のブログを検索することで一日の実動を始めた。
『そよ風の手紙』というブログ名が判明した。二回連続で番組に登場することをお知らせするトップページを発見した。読みながら、明日の朝も彼の「語り」を聴くことを老妻とも確認した。小生は、感動の番組に出会うと一日が楽しくなる。元気に一日が始まるのである。
千葉に住んでいる長女が送ってくれた「ゆず」を洗いながら、カボチャ料理の準備をしている老妻と今朝の番組の感想を述べ合った。
台所の老妻が、「今日は冬至ですよ!」と言った。孫たちの昼食の為に作っている冬至料理も出来たようだ。どんな顔をして食べるのか楽しみな能天気な祖父ちゃんの師走の一日が始まった。
感想メールが届きました。以下に紹介します。
感想メールが届きました。以下に紹介します。
131222受信メール
歩禅記、拝見しました。
早速、ブログ「そよ風の手紙」も拝見しました。以前、角田先生から是末いづみ先生の資料をいただいて以来「私にできることって何だろう?」と考え続けております。
今回の学期末懇談で、ある保護者から
「先生が私にとってはカウンセラーです。 中学生になってもよろしくお願いします。」
というありがたいお言葉もいただきました。これが私にできることなのかな、と思えるようになってきました。とは言っても、私の対応が悪くて息子がパニックを起こす朝はあるのですが(笑)
新保 浩さんが、
「人の目など気にすることはないのです。比べるものでもないのです。あなた自身がしあわせと感じればいいのですから。」と書いてらっしゃいました。
そうですね。今対応していけることが幸せなことですね。
角田先生のおかげで楽しみなブログが増えました。ありがとうございます!
急に寒さが増してきたと思ったらもう冬至なのですね。あったかい高知の平野部でも数年ぶりに雪が降りました(すぐに雨に変わりましたが)。お身体ご自愛ください。
来年もよろしくお願いします。
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