2011/09/03

やっぱり『車社会』に身を投じますか!

 ~郷に入っては郷に従え!~
 交通網の発達した社会で48年間も過ごすと、無意識の上に「当然だ」という基準が出来上がっていたようだ。それが移動手段の決定である。茅ヶ崎から「出向く」手段は、まず電車の利便性を検討することだった。マイカーで出向することは全くと言って良いほど存在しなかった。存在するとすれば茅ヶ崎市内か、あるいは隣の町や市ぐらいであった。県内でも横浜や川崎、あるいは相模原という大都市に向かう時は、送迎車がある時でなければ「車」を利用することは全くなかった。ここに転居してその部分だけでは大きなカルチャーショックを受けている。茨城県は広大な面積であるが、公共交通手段の整備が行き届いていない。(決して批判をしているのではないが)、現実問題として直面すると大問題になってしまう(笑)。
 前回、「初めての県内」への出講に対応すべく交通手段を考えた時点で驚いた。一旦、上野駅まで常磐線で出て(1時間20分)、宇都宮線に乗り換えて目的地駅まで行くのに1時間20分掛かることを知った。県内の地図帳を見ると一瞥できるのに現地到着までの所要時間を考えただけで時間の無駄を感じてしまったのである。初めての体験であった。主催者のご好意で駅までの送迎はしていただいたが、会場までが車で片道30分間を要したことも今回の「発奮」(笑)に繋がったのかもしれない。
 写真の道路地図を買ってきた。
 月末の移動(21日)は老人ドライバーに変身して移動することに意を決した。買い込んだ地図帳を寝転んで見ているだけでも若返る気分になったような気がする(笑)。講演は「使用前・使用後」の感度に大きな差がある。電車での往復は観点を変えるだけでも利点が多い。取り分け、(使用後?)疲労感を癒すには自力運転の場合は不可能であるが電車では容易である。往路も車中で、車窓と語りながら「講演の構想」に思いを巡らすこともできる。これも大きな利点である。こんな利点から「自立して」(笑)、湘南ナンバーの軽自動車で移動することに意を決したのであります。
 これも、茨城県民になった意識を高揚させるための「天のお告げ」なのかもしれません!!
 


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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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