
今日はこれから神奈川県横須賀市の小学校に出講します。
帰宅は夜になりますので、こんなきれいなお月様に迎えて、送っていただけますように・・!
そんな思いで、昨日は「独り歩禅」で約1時間ばかり、「ススキを探して」歩いてみました。ぱらぱらと降雨もあり、空模様も心配しながらの歩禅でしたが、周囲1.3キロという沼の周囲を歩きながら視線は「ススキの穂」に集中でした。しかし、やっと3本だけ摘み取って帰宅することが出来ました。沼の周囲を歩きながら自宅にいる妻に「ススキは無いぞ!」と携帯電話で知らせておいた。収穫を期待されるのを避けるためであった。電話の向こうで妻が、ずいぶん昔の話を始めた。子供たちを車に乗せて「ススキの穂」を探し回った日のことであった。当然ながら覚えていた。40歳になるわが子が小学生時代の話であるから相当の年月が過ぎている。
自然界の不協和音もあるのだろう。この時期、と言うよりピンポイントで要求されれば自然界も堪ったモンじゃない(笑)。しかし、やっぱりタイムリーな要求は当然だろう。必死に探しながら、釣り人にも数名に声を掛けてススキの樹勢地を訊いた。驚いた答えは「ススキって何ですか?」との逆質問でした。形を説明すると似たような植物が生い茂っている場所を教えてもらったが、それはススキではなかった。
中秋の名月。素敵な日本語ですね。
独り歩禅から帰宅すると母屋では嫁と孫が「お団子」を拵えていました。老妻は、「明日の夕方に間に合うように作りますよ」と、こちらからの質問を察知して答えたのに苦笑してしまった。縁側に供えられた団子が食べたくて食べたくて仕方なかった少年時代が浮かんできます。棄てられて行ってしまう日本文化を愛おしむのは加齢症候群なのでしょうね。
昨夜も(小生にしては)夜更かしをしてしまいました。
また、なでしこちゃん達の奮闘に心を奪われて最後まで観戦してしまったからです。戦力を一新して対戦させる監督者の遠大な計画にも感動しました。カネにまみれて多くのスポーツ人生を闇に葬るようなシステムに安閑としている他のスポーツ関係者に警鐘を鳴らしている彼女たちの健気なまでの奮戦ぶりは、名実ともに「頑張ろう東北!」と声高に叫んでいるようで、昨夜も爽やかであった。
今日から今秋の仕事が始まり明日は愛知県豊橋市に出向するという強行スケジュールを認知しつつも興奮して眠れる昨夜でした。しかし、また良いモノでした。撫子という秋の七草が、日本文化を支える植物としても好機を迎えているのだと思いつつ、・・・・。この老体も撫子の奮闘に負けぬように気合を入れて出かけます。行ってまいります!!
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