~脳裏を掠める「被害届」~
前半戦で1点を失った女子サッカーの決勝戦を耳に押えて4時35分に早朝歩禅に出発した。昨朝は出講のために歩禅は避けたが、一昨日の朝は途中でUターンするほど気温が低かったので外気を予測して長袖長ズボン姿で外に出た。曇天なのか思った以上に暗い。目的地の鶴沼までの林の茂みからは秋の虫たちの合唱が大きく飛び込んできた。いつの間にか、やっぱり秋は確かに近づいている。
沼の散歩周回コースに人影も少ない。やっぱりロンドンオリンピックの観戦なんだろう、と勝手な予想を巡らせながら歩く。湖面に映る街灯の灯りが周囲の暗さを証明している。蓮田には満開の「蓮の花」が見える。遠くに見える筑波山の姿も霞んで見える。一周を終えて沼を離れる瞬間に東の空が赤くなった。湖面にその光が映っている。早朝歩禅の季節も残り少なくなってきたようだ。続けるとすれば5時出発位に時間差が必要だと感じながら、行った道を帰って来る。
歩禅の脳回路には、昨日の出来事も出没するが「気になる」事象がその往来を激しくする。そして、前を見据えながら足元に気を配りつつ思考回路に登場する案件を考えながら歩くのである。
「堰を切って流れ出した水」の如く、「いじめの被害者」から警察に提出される『被害届』のことが、今、最も気になる事象である。この問題現象は根が深い。後日、改めて触れることを約束しておこう。
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