~小さな年輪に刻む提灯の灯り~
お盆がやって来ると何を思い出しますか、皆さんは?
それぞれの人生に「お盆」の記憶を辿ると年輪の中に大小様々な思い出というチップスが埋め込まれていそうな気がしています。
小生の少年時代の「お盆」の思い出は、村の盆踊りに口説き(唄)を櫓に乗って歌わされていた(笑)ことですかね。小学4年生頃までだったような記憶です。祖母も母も盆踊りの歌を舞台で歌っていたのですから世襲だったのでしょうかね。子ども唄声は村の盆踊りには欠かせないモノだったらしく重宝されました(笑)。
中学生になると少年時代には無かった感情に揺れましたね。何故でしょうか?高校生時代は「盆踊り」の灯りの下に、中学校を卒業して大阪や名古屋に就職して行ったばかりの同級生が「里帰り」して来るのです。ホンの数か月過ごしたばかりなのに流暢な(?)大阪弁を聞きながら小さなオトナの世界を覗いた感じでした。
故郷を離れての大学生生活。文化の違いで盆踊りに臨む気分も無く過ごしました。社会人になって、家庭を持って、第一子を抱っこして里帰りしました。「我が子を抱っこして」故郷の盆踊りに臨みました。嬉しそうに孫を抱っこした我が親の顔が裸電球の明かりと一緒に浮かんできます。
時は流れて、昨年から生活拠点を茨城県土浦市に移しました。
地元の盆踊りは、「孫に引かれて」の参加です。踊りの輪に浮かぶ孫たちの浴衣姿に「我が子育て」時代には無い郷愁が漂います。
年年歳歳。年少の孫も5歳になりました。年長さんは小学5年生になっています。嫁いだ娘たちが孫を連れてのお盆の里帰りです。お盆模様も様帰りです。お墓参りを済ませて一堂に会すると豪勢な顔ぶれになりました。亡き義父母も喜んでいることでしょう。
早朝歩禅 04:35~05:25【6000歩】
お盆でしょうかね?散歩人の数が少なかったのは。常連の散歩人とも会えずに帰宅。
帰り際に南西の空にこんな虹を発見しました。
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