~地域に馴染める喜びを実感~
当地に引っ越して1年4か月。日毎に『散歩人仲間』が増える。
(アメリカ10日間の旅からの)帰国後の『時差ぼけ』とやらで、未だ本調子にならない妻を同伴しないで今朝も出発した。
毎朝顔を合わせるので交わす言葉も少しずつ増えてくる。「お早うございます」だけではすれ違えなくなっているのも昔人らしい。相手の年齢を知る由もないが、上下の年齢差は大きくないことぐらいは先方もご承知だろう。「今日も暑くなりそうだね」から、「昨日、どこへ行ったの」と聞かれて、「えっ?」と聞き直すと、「奥さんと車で出かけただろう」と更に聞き返され、「どこで見たんですか?」と会話が弾んでお住まいが判明したりして苦笑する。昨日までの全くの他人関係がちょっぴり近くなったと感じたりする。地域人として認知されたようで嬉しくなる瞬間でもある。
兄妹の散歩人もあり、今朝はそのお兄さんに声をかけられた。
話をすると孫たちが同じ小学校に通っていることと先方のお孫さんは我が家の目の前に住んでいて、時々我が家に遊びに来ていると言われ驚いた。そして、問うまでもなくご自分が脳梗塞で、妹さんが透析治療中で二人とも主治医に「1日1時間」を目途に「歩きなさい」との指導を受けていることも話してもらった。別れて数分後を歩いている妹さんと笑顔で挨拶を交わした。固い信念で歩いている人たちが多いようだ。
4時半に玄関を開けると、2週間前とは大きな違い。もう、真っ暗である。しかし、夏の夜気の温さが心地よい。歩き始めても街灯が必要な暗さであるが、15分も歩くと東の空が明るい兆候になる。今日は天気が悪そうだ。沼の湖面に映る風景もいつもより暗い今朝は、はっきりしない。朝日が昇る前に、東の空には早朝から入道雲が見えた。天気予報は「雨」のようだ。
帰路コースの田んぼには、もうすっかり稲の実りが目に飛び込んできた。こんな猛暑日が続いても、確かに収穫の「秋」に向かって自然界は回っているようだ。 今日の記録 04:30~05:20【5900歩】
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