2012/08/08

『旅』の荷物・あれこれ①


 ~「2泊以上の旅」の必需品~

 多い月では3~4回は2泊以上の旅になる。

 退職して自由に時間が取れるようになった所為だろうか。主催者サイドでも遠距離からの招請になるので往復に要する時間も加味すれば3~4日の滞在での企画になるのも頷ける。退職直後には、「旅をする」愉しさを求める我儘で5泊6日というケースも受諾した。更に4泊の企画が一旦帰宅して翌日から続くという、今考えればかなり無謀な『旅』もあった。生身の(老)体は正直だった。身体に異常な反応が現れて1週間以上も伏せてしまうこともあった。夫の業務に横槍を入れるタイプではない妻が、初めて苦言を呈した程であった。

 退職して自由な時間が取れる。

 表現には額面上の偽りは無いが、「退職して」を付け加えれば「60歳を過ぎて」となる。これは確かな事実であり、体力や筋力にも陰りが目立つ年齢になるのだ。なぜか意欲と気力は萎えてないのが元凶を引き起こしたようだ。そこに「自由時間とは名ばかりの」「観光旅行とは無縁の」過酷な業務が時間刻みで待ち伏せているのだ。そして、この旅人の性分(性格)が体調不良を招いたのであろう。

 上限で3泊の企画なら受ける。但し、隔週とする。

 勝手に自分で決めて対応するようになってから「年齢相応」の『旅』になってしまった(笑)ようだ。そこで、「旅の必需品」が誕生する。三種の神器は以下である。①携帯ラジオ(=ウォークマンタイプではない)②足載せ椅子(=折り畳み式)③携帯健康機器(=鍼診療師の発明機器)。

 精神の健康のために必要なラジオである。自宅でもラジオは欠かせない。新幹線車中では手持ちのラジオでFMが堪能できる。ホテルの部屋でもテレビを視ることは殆ど無い。最近のホテルには備え付けのラジオも無いので携帯するのだ。

 東京~広島間は新幹線の乗車時間は4時間ちょっと。次女が買ってくれた折り畳み式の椅子は足元に置いて(短)足を載せて疲れを取る。バッグの横に入るコンパクトなモノなので重宝している。時々、購入先を乗客に聞かれる逸品である。

 この歳になると健康維持に関する常備薬があるらしいが、当方には薬の携帯は無い。縦8センチ・横6センチの長方形で「健康水」が作れる代物である。また、就寝時には枕の下に置いて使用すると熟睡できる。(第三者には)理解できない貴重品である(妻も同じものを愛用)。

 詳しくは折りに触れてご紹介することにしよう。「異常な元気」老人を支えている三種の神器をお伴にして、もう少しは全国行脚の『旅』は続けることにしましょうかね。皆さんがご迷惑でなければ・・・のお話ですが。
早朝歩禅 04:30~05:10【4000歩】
半袖短パンには寒すぎたので途中でUターンしました。部屋に戻って室温が25度と知って余計に寒さを感じる程の朝です。稲穂がすっかり大きくなっていました。ロンドンからのニュースに日本列島は熱くなっているのでしょうに、この爺は寒いなんて、ね。熱いお茶に梅干を入れて飲んでからラジオ体操の態勢に入りましょうかね。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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