~「2泊以上の旅」の必需品~
多い月では3~4回は2泊以上の旅になる。
退職して自由に時間が取れるようになった所為だろうか。主催者サイドでも遠距離からの招請になるので往復に要する時間も加味すれば3~4日の滞在での企画になるのも頷ける。退職直後には、「旅をする」愉しさを求める我儘で5泊6日というケースも受諾した。更に4泊の企画が一旦帰宅して翌日から続くという、今考えればかなり無謀な『旅』もあった。生身の(老)体は正直だった。身体に異常な反応が現れて1週間以上も伏せてしまうこともあった。夫の業務に横槍を入れるタイプではない妻が、初めて苦言を呈した程であった。
退職して自由な時間が取れる。
表現には額面上の偽りは無いが、「退職して」を付け加えれば「60歳を過ぎて」となる。これは確かな事実であり、体力や筋力にも陰りが目立つ年齢になるのだ。なぜか意欲と気力は萎えてないのが元凶を引き起こしたようだ。そこに「自由時間とは名ばかりの」「観光旅行とは無縁の」過酷な業務が時間刻みで待ち伏せているのだ。そして、この旅人の性分(性格)が体調不良を招いたのであろう。
上限で3泊の企画なら受ける。但し、隔週とする。
勝手に自分で決めて対応するようになってから「年齢相応」の『旅』になってしまった(笑)ようだ。そこで、「旅の必需品」が誕生する。三種の神器は以下である。①携帯ラジオ(=ウォークマンタイプではない)②足載せ椅子(=折り畳み式)③携帯健康機器(=鍼診療師の発明機器)。
精神の健康のために必要なラジオである。自宅でもラジオは欠かせない。新幹線車中では手持ちのラジオでFMが堪能できる。ホテルの部屋でもテレビを視ることは殆ど無い。最近のホテルには備え付けのラジオも無いので携帯するのだ。
東京~広島間は新幹線の乗車時間は4時間ちょっと。次女が買ってくれた折り畳み式の椅子は足元に置いて(短)足を載せて疲れを取る。バッグの横に入るコンパクトなモノなので重宝している。時々、購入先を乗客に聞かれる逸品である。
この歳になると健康維持に関する常備薬があるらしいが、当方には薬の携帯は無い。縦8センチ・横6センチの長方形で「健康水」が作れる代物である。また、就寝時には枕の下に置いて使用すると熟睡できる。(第三者には)理解できない貴重品である(妻も同じものを愛用)。
詳しくは折りに触れてご紹介することにしよう。「異常な元気」老人を支えている三種の神器をお伴にして、もう少しは全国行脚の『旅』は続けることにしましょうかね。皆さんがご迷惑でなければ・・・のお話ですが。
早朝歩禅 04:30~05:10【4000歩】
半袖短パンには寒すぎたので途中でUターンしました。部屋に戻って室温が25度と知って余計に寒さを感じる程の朝です。稲穂がすっかり大きくなっていました。ロンドンからのニュースに日本列島は熱くなっているのでしょうに、この爺は寒いなんて、ね。熱いお茶に梅干を入れて飲んでからラジオ体操の態勢に入りましょうかね。
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