「病気知らず」の異名を自覚している次男坊が朝の検温で39度の高熱だという情報が「離れ」の爺婆まで届いた。「通院が趣味かい?」と言われるほど弱かった長男孫はユニフォーム姿でサッカーの試合に出掛けて行った。お祖母ちゃん(=老妻)は、もう一人の病弱児・三男坊への感染を心配しているようだったが、すぐ上のお兄ちゃんが休んでいるので外で隣家の同年代の男の子たちと元気に庭で走り回っていた。これも引っ越して2年間の内に見違えるほど元気になっている。
家族全員がインフルエンザに罹った時も、この次男坊だけは健康で通したという武勇伝(?)があり、本人の意識の中にもインフルエンザには罹りたくないと願っているようだ。母親は長男孫のサッカー試合への送迎で出かけていたので、父親が病院に連れて行った。「判定は明日に」と再来を指示され、解熱剤だけを貰って帰宅した。
長男夫婦は障碍者施設に勤務している。
インフルエンザの流行期になると、マスク着用は義務のようである。ノロウィルスとの関わりにも異常な程に神経質になる。無理もない。障害のある方たちは流行性の病気に対しても弱者だと長男夫婦が説明してくれたことがある。我が家にも職場にもインフルエンザの羅漢者が目立ち始めたようである。
千葉県に住む長女から他の用件で電話が入った。
母屋の次男坊が40度の高熱だと老妻が喋っている。途端に大声で笑い出した。電話が終わったので「笑い」の原因を問い質して小生も思わず噴き出してしまった。長女が「お祖父ちゃんお祖母ちゃんも弱者です、と弟に言っておいた方が良いよ」との発言だったそうだ。そうか、高齢者は弱者の部位に属するんだ!!
ともあれ、『手洗い・うがい』の励行だけは欠かせない。そんな意識を再確認し合った弱者夫妻の一日だった。今日の再診で真偽が判明する。親は心配で業務も大変だろうが、こんな日のために老両親に同居を要請したのだから、爺婆としては頑張って務めることにいたしましょう。
読者の皆さんのご家族はいかがでしょうか?お互いにきをつけましょう!!
0 件のコメント:
コメントを投稿