2013/01/06

利根川の風は冷たかった!

 ~片道90分間のドライバーも疲れます~

 千葉に住む長女の家まで行くことになりまして、昨日のこのブログを登載し終えて準備を済ませて老妻と一緒に家を出ました。ここ数日の冷え込みで早朝の出立には流石に老体を身に染みて感じました(笑)。

 お正月の里帰りで会ったばかりの孫たちと「お祖母ちゃん」との約束を果たすための訪問です。7日から学校が始業するそうです。冬休みの宿題はご多分に漏れず「書初め」があるようです。小学生二人の孫たちが老妻の支援を依頼して帰って行ったとのことで出かけることになりました。

 書道教室を20年間も開いていた老妻にとっては「昔取った杵柄」の再現です。去年までは小学生1人だったのが、今年は1名増加しました。1年生の孫にも書初めの宿題があるとのことで母親が支援を切望したのでしょう。

 「お正月」という文字をフェルトペンで3枚書いて行かなければならない1年生は(隔世遺伝で)レフティなのです。縦文字を左手で書くのは大変厳しいモノがあります。左利きは、今でも小集団です。マイナー軍団への指導は行き届きません。多くは放置されます。そんな苦労は小生が良くわかっているので理解しています。お祖母ちゃん先生の指導で何とか目鼻がついたようでした。

 「明けの空」は5年生の課題だそうです。きょうだいですが、こちらは左利きではありません。さらに「お習字は大好き」な女の子です。しかし、それはそれなりに指導者の要求も高いようでなかなかお稽古は終了せず、泊まり込みで今日の午前中まで特訓に堪えて5年生の孫は頑張ったようです。

 昼食は途中で食べることにして早めの帰路に着きました。正月休みの帰省混雑を想定しての出発でしたが、殆ど混雑の影響もなく帰宅できました。途中で休憩した利根川沿いのコンビニ駐車場は混んでいました。車のナンバーも珍しいモノがありました。利根川を渡る風の冷たさに身震いをしました。

 孫の支援を終えた老妻は助手席で疲れ切った表情でしたが、満足した様子にも見えました。そんな二日間から解放されて冬休みの終わりを実感しています。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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