当ブログでは写真版での紹介が出来ませんので、毎度のことのように。右欄の『寸心紀行』をクリックして満喫してください。(登載に時差あり)
昨日は定期診療のために東京・町田市にある鍼診療所まで行きました。片道約3時間の移動距離ですので前日から「天気予報」が気になります。今回もいつも同様に降雪の予報に足元を心配して出発しましたが大丈夫でした。
東京・多摩地方に近づくと未だ残雪の風景が目につきました。診療所はかなりの坂を上った所にあります。体力勝負です。その分だけこちらの「体力チェック」にもなります。東京駅で予定していた中央特快が急遽の運転中止になっていました。10分間遅れましたので、「上り坂」の速度にも負担がかかります。息切れ状態に「古希一歩手前」の加齢を実感してしまいました(笑)。
予定通りに帰宅しました。
同居する長男が推薦した「写真絵本」がセット(4冊)で届いていました。お風呂上りに開いてみました。絵本??そうです、絵本装丁には間違いありませんが「絵」ではなく「写真」が現実を伝えている見開きのページに遺体に接する家族の『実態』が飛び込んで来ました。今年は両親の「七回忌」になります。あの瞬間が走馬灯に浮かんできました。1冊の絵本の主人公が小学5年生です。二人の孫たちと同年齢です。設定(遺体との接触)に年齢差はありますが、孫たちも読めそうです。
老夫婦は時間を忘れて読みふけってしまいました。
片道3時間の移動で鍼診療を受けるのが隔週の日課です。鍼診療は13年目になりました。診療を受けながら診療師との対話が老夫婦の元気の源になっていることは事実です。鍼診療の直後から翌日までは体調に微妙な変化が出ます。倦怠感などがそのものです。そんな状況を無視してしまうような『写真絵本』でした。
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