2013/01/22

「お礼状」の威力

 ~●●も煽てりゃ木に登る?~

 この稼業を続けていなくても同様な心情は、この●●には確立してはいるだろうが、お世辞であっても嬉しくなるのは性格なんだろうなぁ~!参会者からお礼の気持ちが電子メールに載せて立て続けに届く。読みながら照れている自分の姿が周囲には滑稽に見える事だろう。しかし、この心情が次へのステップを軽くしてくれているのは事実である。読者諸兄にも大なり小なり、この心情は経験済みである事は確認する必要もなかろう。

 学校教育現場でご活躍中の後輩教員からもお礼のメールは届いているが、今回は教委に出向している教員と、教科書を扱っている会社の営業マンからのお礼メールをご紹介して、「木に登ろうかなぁ」と思い始めている●●の現状をご報告しましょう。
 

 (1)いつも大変お世話になっております。先日の新春教育講演会では、素晴らしい御講演を聞かせていただき、ありがとうございました。
 
 松野先生の御提案から、学校教育において、プロ意識をもち、授業づくりを進めていくことの大切さを改めて認識いたしました。これは、さいたま市でも最重要視しているところでございます。子どもの可能性を広げるには、授業を充実させること。この日々の積み重ねが、子どもの未来を切り拓くということを、今後も伝えてまいりたいと思います。

 角田会長の御講演では、組織、そしてリーダーについて考えを深める機会をいただきました。自ら進んでできる教職員、言われてできる教職員、言われてもできない教職員がいる中、どのように同じ方向に進めていくかは、やはりリーダーの力によるものが大きいと考えます。角田先生のお姿から、組織のリーダーには、強い意志と信念、豊かな人間性を兼ね備え、さらに高い視点と広い視野が必要だということを感じました。本市の「教育経営研修」においても、このことを意識した研修を運営していく必要性を強く感じました。

 外部の者であるのもかかわらず、快く受け入れていただいた「響の会」の皆様にも、御礼を申し上げます。
 新年から、大変いい刺激を受けることができ、感謝しております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 

(2)過日は大変お世話になりました。また、早速素敵なお葉書を頂き、誠にありがとうございます。『響の会』でのご講演は、いつも私に元気を頂けるお話が多く、今回も“異業種との交流”や“個人の力を発揮させる組織論”などいろいろと参考になりました。特に上司が、“自分に何を期待しているのか”あるいは“後輩の能力や適性”をよく考えながら、業務に取り組んでいきたいと思います。

追伸:夜の浅草寺は素敵ですね。心がとても穏やかになりました。今年もよろしくお願いします。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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