2013/10/02

我が家のbiorhythm(=1日周期)が急変する日


 
10月1日(火)
 今日は火曜日だから正式には月曜日からであるが、我がミニ老人ホーム(=「離れ」の俗称)の住人のバイオリズムが変わった日である。日付変更線ではないが、暫くは不安定周期が続き、主因の様相では直ぐに「安定周期」が取って変わるのであるから七不思議の1つであろうか(残りの6個は定かではないが)。我が家の日付変更線は年に2回(二日間)だけに限定される。この発信日はNHK・朝のTV番組の切り替え日なのである。冗談話に思えて仕方がない。

 睡眠と覚醒とは、約1日を周期とするバイオリズムの典型(「広辞苑」)とある。

 末の孫息子が我がホームのトイレに貼ってあるカレンダー(月ごとに替わる)が、9月に替わった瞬間からイキイキとした言動に変化したのにも驚いた。9月は彼の誕生月である。幼児の言動を観察しながら、誕生日は1年間を周期としたバイオリズムの始発点になることがわかった。成長するごとにバイオリズムの始発点(終着点)が変わることも再認識した。「個」より「集団」が優先されることになる訳だ。保育園では「月例・誕生会」とやらを催して戴いているらしい。つい先だってその様子を知ることで「発達段階」に応じたバイオリズムの重要性を育んでもらっていることを祖父として感心してしまった。

 幼子に「今日で何歳になりましたか?」と問うことで言語理解度(=発問の意味がわかる)の訓練が3歳ごろから始まるのだろうか。6歳の誕生日(小学校入学の前年)では、『6』という数字の分別も学ぶように段階を踏んでいることを今更の如く気付いているとは「父親業」免許皆伝は戴いていないことになりそうだ(笑)。

 高校生時代の10月1日は??

 高校生時代のバイオリズムの基準日は「冬服への衣替え」にあった。夏服には個性が出し難いのか冬服の黒の学生服を見に着けると「1年前」とは雲泥の差を思うほど自らの成長を誇張したくなったものだ。禁止事項すれすれに帽子や学生服(=既製服と呼ばれていた)の個性伸長に長時間を掛けて工夫を凝らしたものだった。3回のバイオリズムが完了すると「巣離れ」の準備を経て、多くの友人が都会に向かって羽ばたいた。その後のバイオリズムは、正真正銘の個性の延長線上にしか見ることは出来ない。

 こうして考えてみると「あまちゃん」とやらのTVドラマと共に半年を生き抜いたお茶の間の視聴者集団にとっては、まさに衣替え(=バイオリズム)の重要な日が、今週の月曜日だったわけである(納得)。と言うことは、また春先(半年後)に新しい基準日が待っているということだ!!

 読者の皆さんの「バイオリズムの基準」はどんな点にあるのでしょうかねぇ~?
 
 
 
 
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿

自己紹介

自分の写真
1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

フォロワー