自然界の脅威には立ち向かうことは出来ません。
3週連続の台風との対峙には「運命のスケジュール」としか言い様がありません。8~9日(24号)、16~17日(26号)、そして今回は太平洋上には複数の台風(27・28号)の攻勢を受けたことになるのでしょうか。最終日に予定していた小学校への訪問は早めの決断をしていただいたので新幹線の切符の変更も可能となり、主催者サイドのお心遣いに感謝して台風から追いつかれることも無く帰宅できました。
こんな行動になることぐらいは運命の神様はご存知だったんでしょうかねぇ?
もし、あの時に「あれが無ければ・・・」とか、あの日に「変更しておけば・・・」と考えても現実は現実ですので、「このようにしかならない」という事になる訳です。しかし、不思議な感情が走ることも頷けないことも無いでしょう。読者の皆さんにも「あれがこうなっていたら・・・」とか、「あの人と会っていなければ・・・」「あそこで働いていなければ・・・」「あの仕事を選ばなければ・・・」等々と複雑な思いが脳味噌を擽り続けた経験はありませんか?
帰路の長時間の新幹線の旅を過ごして足腰も痺れていました。旅の伴の携帯ラジオ(昔ながらの)のイヤホンから『プロ野球選手ドラフト会議』の情報が伝わって来ました。小生の脳裏をかすめた「運命論」が浮かんで来ました。
関係者には「運命の日」になってしまうメモリアルデーです。
脳裏をかすめたのは、『運命の悪戯』という記事を雑誌で読んだ記憶でした。帰宅してコピーしていた記事を探し出しました。ホンの一部分を紹介しましょう。
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蓋を開ければ、田口はオリックスと日本ハムが競合し、オリックスが当たりクジを引いた。萩原を評価していた大洋は1位で東北福祉大の斎藤隆を入札するも、中日と競合。大洋が当たりクジを引く。その結果、オリックスと大洋が2位で萩原淳を入札した。1位ではともに当たりくじを引いた大洋の須藤豊監督とオリックスの土井正三監督が抽選に臨み、またも土井監督が当たりクジを引いた。打撃で評価していた中日が指名しなかった幸運。1位田口、2位萩原淳、3位に本東。当銀さんは、さすがに4位にイチローは残っていないのではないかと予想していた。「イチローを上の順位で指名するとしたら中日だろう、と。バッティングで評価していたのは中日とウチくらいだったからな」 しかし中日は2位で徳島商の投手、佐々木健一を、3位で佐賀学園の内野手、高校通算46本塁打の若林隆信を指名。4位で鈴木一朗を入札したのは、オリックスだけだった。もしもの話ではあるが、1位の田口をオリックスが外し、さらに斎藤隆を大洋が外し、萩原を両球団が外れ1位で競合したとしたら、そのクジ次第で、オリックスは鈴木一朗を1位で指名していたのである。(写真・雑誌記事『運命の悪戯』より)
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世界的な選手に成長した一人。
「運命の悪戯」と断定できる人生の展開をこの記事から覗いて見れば「もしも、あの時・・・・・だったら?」と考えてみても現状を衝き付けられれば『悪戯』も意地の悪い「いたずら」ばかりではなくなるような気がしませんか?
ブログの書き出しの事例と、雑誌の記事の例示との温度差があるので主旨がずれてしまいましたが、これが誰も知らない「個の人生」なのかも知れませんよ。
追記:
今朝2時10分に体感した震度4の地震には目が覚めました。旅の疲れがすっかり取れているってことでしょうか(笑)。揺れに落ち着いて気付いたのは台風の影響で降る雨の音の凄さでした。高知や静岡、愛知、伊豆大島の雨の心配をしながら、また束の間の微睡を満喫(?)して定刻の4時に起床しました。
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