2013/10/18

お気に入りの「うた」は、歌詞で選ぶ?曲で選ぶ?歌手で選ぶ?


 
 「ラジオを聴く」ことで生活のリズムを作っている小生です。このことをご存知の方はこのブログを愛読して頂いている証拠になるのでしょうかね。幾つもの「お気に入りの番組」があります。その殆どが番組の初めに流れてくるメロディーなのです。『音の風景』という10分ばかりのラジオのミニ番組もあります。その番組のテーマ音楽が耳に届くと「遠い昔の時代」が蘇って来るから不思議ですよ。

 『ラジオ深夜便』という番組の話題は当ブログで多く登場させています。この番組は、前夜の11時過ぎに始まって翌朝の5時に終わります。決まって流れる「深夜便のうた」というのがあります。決まった時間に、「一か月間」流される歌です。10月の「うた」も寝ている脳味噌を擽りますが、全く知らない歌手の声です。
 

 昔 見えなかったものが

 今は見えるよ

 昔 ぼんやりしてたものが

 はっきり見えるよ 

         ずっとずっと この先 僕が

         眠りにつく その時に

         浮かぶ 歌は

         君と昔 口ずさんだ あの歌
 

 この歌詞から、この歌のタイトルが想像つきますか?作詞・作曲者も小生には今まで聞いたことの無いお名前です。しかし、この歌詞からはタイトルは決して浮かんでこないと確信します(笑)。実際にタイトルを確認した時点から、当方は妙に愛着を感じてしまった訳でございます。上段4行の「詩」の言葉の意味を自らの深意で妙に納得している、と説明を加えておきましょうか。

 以前、この時間に流れた曲で、何故か胸を締め付けられるほどの郷愁を覚えたものがありました。その曲名は「パーマやユンタ」と言うのですから沖縄の歌だと想像するのは容易です。作曲と歌手は、ビギンというグループで皆さんが沖縄出身の人(たち)らしい。沖縄独特の楽器の音色と歌詞とメロディーが妙に合致して心を打ちました。明らかにメロディーでの選択になったと言えます。見たこともない「戦死した父」の最期の地が沖縄だという歴史を聞かされて育った心情が吐露したとも言えるかも知れませんね。

 今月のうたは、実在の故郷を思い出させるような郷愁の佇まいはありませんが、

歌詞を味わえば味わうほど「何と感激的な表現なんだろう」と、ラジオに耳をくっつけて聴いてしまいます。

 皆さんは、好きになる「うた」を決定的にするモノは何ですか?①歌詞派?②歌手派?③メロディー派? 三択でお願いします(笑)。 

 朧気な寝覚めが「4時に流れる」今月のうたに促されているのがいつの間にか習慣化してしまったようです。皆さんの「好きな歌」を、この三択の観点から分類してみると、想定外の面白い発見があるかも知れませんよ!!

 今月の「うた」もあと10日足らずで終わります。4時の時報の前に決まって流れてきます。一度、早起きして聴いてみてくださいませ!!
 
 
 
 
 
 
 
 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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