平成19年8月19日に義母が他界(熊本県八代市)、9月20日に5人目の孫が誕生(茨城県土浦市)、そして11月14日に義父が他界(神奈川県茅ヶ崎市)したことをこのように列挙してみても、僅か数か月間の悲喜こもごもの我が家の様子がわかります。両親の葬儀を立て続けて行う羽目になった娘の心境は察するに余りある状況下にありました。まして、「きょうだい」が居ないので心内からの相談も出来なかったことや支えが無かったことを考えると良く堪えたものだと感心しています。
その後、流石の妻も体調を崩してしまいました。今となれば理解が容易です。
つい先日、満六歳の孫のお祝いをしました。曾祖父ちゃんの記憶があるのは当時小学1年生だった長男孫です。「この子が6年生になったら七回忌だぞ」と言った日が昨日のようです。仏壇の上にある曾祖父母の遺影を見て、現在6年生の孫は意識していることでしょう。
今日は、その七回忌法要の日です。
嫁ぎ先の親族に葬儀が出そうだと心配していた娘も重複しなかったとの安堵の電話をくれました。正午の法要時刻に間に合うよう二人の娘たちも家族そろって帰って来るようです。面倒くさい!と跳ね除けていた葬祭関係の儀も、精神修養のためには要るモノだと感じるようになっています。加齢をしないとわからないモノだとも感じています。
そして、老妻に言いました。
「十三回忌は東京オリンピックの前の年だよ」と。老妻が応えました。「生きていたら、の話ですよね。長男にしっかり伝えておかなければいけませんね」と。
「おい、俺も死んでいるってことかい??」と、聞こえないように独り言を呟いています(笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿