2013/10/12

あの日に生まれた赤ん坊が、もう6歳になりました!



 平成19年8月19日に義母が他界(熊本県八代市)、9月20日に5人目の孫が誕生(茨城県土浦市)、そして11月14日に義父が他界(神奈川県茅ヶ崎市)したことをこのように列挙してみても、僅か数か月間の悲喜こもごもの我が家の様子がわかります。両親の葬儀を立て続けて行う羽目になった娘の心境は察するに余りある状況下にありました。まして、「きょうだい」が居ないので心内からの相談も出来なかったことや支えが無かったことを考えると良く堪えたものだと感心しています。
 
 その後、流石の妻も体調を崩してしまいました。今となれば理解が容易です。

 つい先日、満六歳の孫のお祝いをしました。曾祖父ちゃんの記憶があるのは当時小学1年生だった長男孫です。「この子が6年生になったら七回忌だぞ」と言った日が昨日のようです。仏壇の上にある曾祖父母の遺影を見て、現在6年生の孫は意識していることでしょう。

 今日は、その七回忌法要の日です。

 嫁ぎ先の親族に葬儀が出そうだと心配していた娘も重複しなかったとの安堵の電話をくれました。正午の法要時刻に間に合うよう二人の娘たちも家族そろって帰って来るようです。面倒くさい!と跳ね除けていた葬祭関係の儀も、精神修養のためには要るモノだと感じるようになっています。加齢をしないとわからないモノだとも感じています。

 そして、老妻に言いました。

 「十三回忌は東京オリンピックの前の年だよ」と。老妻が応えました。「生きていたら、の話ですよね。長男にしっかり伝えておかなければいけませんね」と。

「おい、俺も死んでいるってことかい??」と、聞こえないように独り言を呟いています(笑)。
 
 
 
 
 
 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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