ネット情報の有り難さを実感する記事を紹介しましょうか!
九州生まれの小生には、このイベントは「幼い日々」が彷彿とさせ、全身に熱い血潮が音を立てて流れるような気分になるのですから不思議ですね。読者諸兄にも、幼き日々を思い出させるようにして運んでくれるような行事やお祭りの風景が浮かんで来ませんか?
地方紙、この内容は九州地方(山口県も含めて)の新聞ではスポーツ欄に必ず載る記事です。『九州一周駅伝』なる言語は、他の地方で生きている人たちには目にも留まらないでしょう。当然の事です。こんな見出しが眼に泊まってタイトルの部分をクリックしてしまいました。
日本陸上界の礎となった九州一周駅伝 終わるにはあまりに惜しい功績の数々
折山淑美
2013年10月26日 12:00
箱根駅伝生みの親も参加
2011年の第60回大会から『グランツール九州』と名称を変えて行われていた九州一周駅伝が、今年10月27日から11月3日までのレースで、62回にわたる歴史に幕を閉じることになった。
未練や寂しさではありません。
郷愁に繋がる大きな存在感があるのです。学校の授業が「沿道を走る故郷代表の選手を応援する」という大義名分で手作りの応援旗を振っての応援に替わったのです。元教員としては、「教育課程」の運用に心温まるほどのノスタルジーが快感になってしまうという訳です(笑)。
行事やイベントが続けば続くほど「伝統行事」として確立します。その行事が文化を築きます。毎年、この駅伝の応援に行くことが出来たのは校区をランナーが走り抜けると言う立地条件が幸いしました。同じ市内の小中学校で学んでいても駅伝コースから遠距離にあれば応援をすることは出来ません。従って、人それぞれの「育ち」を形作る生活集落だけに残る文化は軽視できませんね。
家庭文化も同様です。
その家庭にしかない「できごと」を家族が力を合わせて努力して続けると、どこにもない素敵な文化が出来上がるでしょう。他者の生活ぶりを羨んだり妬んだりするような家庭では「人は育たない」文化を創ってしまうのだとの思いを強くしています。
このネット記事で、60年以上も続いたことを確認しました。
「おらが郷土を走り抜けてくれたランナー」の皆さん、60年間も継続するために多大なエネルギーを傾けて戴いた関係者各位に、心から感謝したい気分になっている朝です。
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