あの日のような秋晴れ」ではありませんが・・・・。
高齢者の証は「懐古」に走る老いゆく脳味噌にあるそうです。49年前になるようです。あの日は東京オリンピックの開会式の日でした。19歳の青年の目線の先に澄み渡った「日本晴れ」の青空をはっきり思い出しました。決して軽蔑などしないでください。お若い皆さんもいつか、必ずこの症状に苦笑する日がやって来るからです(笑)。
寝坊した朝の「眩しい太陽光」が窓から差し込んでいるのを布団の上で感じていました。2日間のほぼ、とんぼ返りに等しい高知への出向の旅でした。台風24号の進路を心配したのも嘘のようでした。往復の機内では「予定した執筆」業務をほぼ完了できるほど揺れも無く1時間ちょっとのフライトでした。
家の中の所定位置で原稿を書いたりレジュメを創ったり、読書をしたり、資料としての保存作業をしたりすることも小生にとっては快適な時間ではありますが、新幹線の車中や飛行機の機内での「有限時間の旅の一コマ」をミニ書斎にしてしまうのが堪らない魅力に感じている性格なんですが、どう思われます?
羽田~高知の両空港での待ち時間として過ごす時間そのものもプレ・ミニ書斎になります。独り旅の快感を味わう快適な時間になるのですが、皆さんは、そんな時間をどう過ごしますか?
今回の訪問先での任務に関しての「実践レポート」は後日、新ブログ【寸心紀行】にて登載する予定です。暫く猶予をいただきますのでご了解願います。
まだ霞んでいた老眼がパッと快晴に変わりました。
郵便物が机上にありました。一枚一枚を霞んだ目線で確認して、1枚の葉書を見て霞がパぁ~っと消えていくのを感じたのです。去る9月19日に訪問した小学校の児童からの「お礼状の葉書」でした(写真版)。特別支援学級の児童との『お付き合い』はもう7年ぐらい続いているのでしょうか?訪問する度に、学級に在籍する児童が全員でシフォンケーキという美味しいケーキを作ってくれます。そして「おみやげ」として頂いて帰ってくるのが習慣となってしまっているのです。ケーキ作りが上手になった児童は卒業して行きます。しかし、新スタッフでまた、ケーキ作りに挑んで美味しいお土産を持たせてくれるのです。帰宅して「心ばかりのお礼」をお返しするのは当然なことです。最近は「お礼状」も届くようになっています。教育過程外の教育活動ですが、熱心な指導がこんな形で成長していることに頭が下がる思いです。
遅く起きた霞の中で、一枚の葉書が始動を促しました。老体がシャキッとしました。来週の訪問業務の準備に取り掛かることにしましょう。
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