2013/10/29

「こんな筈じゃなかった!?」ことの多い今日この頃・・・。


  新聞記事の中で興味あるコーナーがある。

 現在読んでいる新聞では『かたえくぼ』と表して読者からの投稿で楽しませてもらっている。思わず吹き出してしまうような時事川柳がある。「川柳」は世の中の出来事を風刺するセンスが無ければ表現できない。小生には「憧れ」の言語表現領域でもある。 

 どっかが違う!?これって裏切り行為!?

 こんなことが多くなっていませんか?偽装行為が発覚して(?)社長が引責辞任するとのニュースも、昨日も飛び込んできている。「良くある体だ」と言えないとも限らない謝罪風景をTV画面で視る。鈍感になってしまう国民性も、併せて気になる昨今である。読者諸兄はどんな思いで視聴しているのだろうか?

 小生はクロネコメンバーズに加入している程にこの業者の存在は高く評価している。気が付いたら通信販売の「書籍」の配達もS宅配便業者からこの業者に替わっていて「配達時刻」もほぼ要望通りであり信頼して活用している。

 ある時、東京に住む次女に「当日便」(=この業者のアイディア手法の一つ)で荷物を送ったが届いていないことが判明した。配達員の業務処理を次女から聴いて地元の行きつけの営業所に他の荷物配達の依頼の折り、その現実を伝えた。「小さな裏切り行為は会社を潰すことになりますよ」と話を済ませて帰宅した。営業所の丁寧な対応とその後の処理にも杜撰さが消えたのでこの業者への憤懣はいつの間にか消えて、寧ろ信頼感が増幅していた。

 数日前の新聞記事で、利用者への裏切り行為を知って愕然とした。

 「荷物一つ」への杜撰な配送処理が大きな事件に発展する。爺の小さな苦言が現実となったのが早すぎる。全国のあちこちでこのような「裏切り行為」が発生していたことになる。

 サービスが過剰になれば従業員(=現場での労働者)への過重負担が発生することは当然である。業界内での競争原理が辿り着く現状である。驚くほどのサービスぶりに利用者も(驚きつつ)飛びつくのも人情である。

 「かたえくぼ」(川柳)にも苦笑いでは済まない事案である。過当競争の果てにこんな現状があるとなれば、市場原理の利益追求優先の営業手法も「考えもの」ではないでしょうかねぇ~!!
 
 
 
 
 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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