~気儘な稼業ですね!~
公務員稼業に勤しんでいた日々。
12月28日の「御用納め」が待ち遠しかった思い出が浮かんできました。取り分け、学校教育現場から離れて教育委員会勤務になった時代(10年間ばかり)はその思いが強く、今でも鮮明に記憶しています。市長の訓辞があり、自席に戻られた上司(小生にとっては教育長)のホットされた仕草が今も忘れられないほ。心身共に「区切りの日」だったようです。
気儘な稼業に移って7年間。
社長と営業マンと事務吏員等々一人で兼務する(笑)身の上になりますと、「自分で自分に言い聞かせる」ことでもしなければ「区切り・けじめ」など存在しないんですよ。気楽と言えば気楽ですが、張りがないと言えばそうも思える。そんな日々を過ごしていても、世間並みに「年の瀬」が今年もやってきました。今日は横須賀市の小学校で、明日は茅ヶ崎市内の小学校の訪問が計画されています。この2日間で今年の「請負業務」も終了です。つまり、明日は小生の「仕事納め」の日でございます。
世間ではまだまだ先の御用納めですので、ここで「この1年を振り返って」等と豪語できません。世間並みに時期が来ましたら「振り返り」をしてみましょう。
そう言えば・・・・。まだ年賀状を書いていませんでした。仕事納めが済んだら年賀状を書きますか!所定の位置に備えたボックスには、今年も喪中の葉書が沢山届いています。確認作業をして非礼のないようにして準備することにしましょう。
今夜の天気が心配です。仕事を終えたら横浜で「忘年会」です。帰宅時間には降雨の予報。そんな気持ちを浮かばせつつ準備をして横須賀へ行ってまいります!!
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
0 件のコメント:
コメントを投稿