~元日の大雪は?~
鳥取県を中心に山陰地方では大雪の様ですが、大丈夫でしょうか?
山陰本線の宍道駅~岩美駅で電車が34時間もストップした、という情報。昨年2月に訪れた岩美町の風景が浮かんできました。初めて鳥取市を訪問したのが4年前の1月のことでした。暖冬の影響で、「殆ど雪が降らないし、降っても直ぐに止んでしまい大山スキー場もお手上げですよ」と、雪乞いをしたい気分ですとの説明も同時に思い出しています。今年の雪は記録的な大雪だそうです。自然というのは人間様の言うとおりにはならないモノですね。
今日は正月も2日。
偶然とは言え、長女・婿と長男・嫁の双方のお祖父様が他界され喪中に付き年賀の挨拶が出来ません。孫達からの年賀状も届きません。こんな偶然もあるのですね。三が日でも過ぎたら電話での交信ぐらいは致しましょうかね。
元日の午後の日課は恒例の年賀状の返事書きです。
ほぼ完了したので今朝は「今年一番・初歩禅」として歩いて郵便局まで行くことにしましょう。茅ヶ崎市に住んで33年間になります。正月2~3日は『箱根駅伝』の通過が一つの文化を創出しているような気がしないでもありません。拙宅は駅伝が通過する茅ヶ崎海岸からは遠いので直接の「被害?」はありませんが、駅伝の通過する134号線沿いにお住まいの人たちは「何も出来ません」という程の交通渋滞になるようです。歩禅で郵便局まで、と言っても駅伝の影響はほとんど御座いません。ゆっくり富士山を仰ぎながら歩いてくることにします。
皆さんのお正月の様子もお知らせ下さい。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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