2011/01/29

「手作り」の温もり

 ~これからが「本番」!~
 文字通り、この4月からが本番の「小学校英語教育」。
 右往左往しながら「試し」だらけの授業でしたが、それなりに当事者には苦労が多かったと理解しています。専門家の端くれとしては、もっと高度なスキルを伝授すべきだったのでは?と後悔が無い訳ではないのですが、「これで良し」との結論に達して楽日を迎えられたのが不思議な感覚でもあります。
 それは、素人集団の小学校の先生達が「他の本務」との鬩ぎ合いがありながらの苦闘を観るにつけ現状の頑張りにエールを送るだけで十分だと講師としての自らを納得させられたからなのかも知れません。辛口教育評論家の小生(だそうです)でも、こんな大らかな結論を抱くこともあることを多くの読者の皆さんにもご理解いただきたいモノです(笑)。
 これからが本番の本務に向かって、この2年間の努力をそのままぶつけて走り出して欲しいと願うばかりです。お声が掛かれば喜んで馳せ参じようと心待ちの心境が、また我ながら爽快でもああります。週末は少しゆっくりして年度末の多忙さに備えていただきたい。お疲れ様でした。
 今日は、これから孫守りの依頼に応じて老妻と一緒に電車に乗って移動です。
 私的な用務とは言いながらも遠路への移動は老体にとっては重労働です。しかしながら、孫達の成長に元気を貰えるので張り切って出立することにしましょう。
 夕べの楽日・打ち上げの美酒の残り香を愉しみながら車中で仮眠でもして英気を養うことにします。行ってまいります。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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