2011/01/23

『響の会』新年度始まる!

 ~1月からスタート~
 今年も熱海の会場から素敵な日の出が拝めました。
 心新たにして新年度を始めることが出来てホッとしています。「もう、止めようかな」と毎年のように思いながら会場に到着するのが習わしになっている会長です。変ですよね!主宰する『響の会』も昨年15周年を迎えましたが、一緒に起ち上げた重鎮は、もうこの世にいません。そんな寂しさが開催する度に脳裏を駆け巡ってしまうからです。しかし、この新春教育講演会も9回目を開くことが出来ました。後継者がしっかりと襷を繋いでくれているからです。今回も、主催者である ちがさき『響の会』事務局長も風邪気味で数日前には高熱に苦しめられていたとの談話を聞くに付け、「申し訳ない」という気持ちで一杯になってしまいます。「そんなにまで無理させて開催するような講演会でもないではないか!」と自責の念で潰されそうです(ホンと)。
 今回は、講師として演壇に立って「予定変更」を宣言してしまいました。
 演題に添って、「参会者の自己紹介」として自らの人生で、「変わることが出来た」事件や事故、それがいつの時代だったのか。そしてそこに関わった人物が存在したらその事について語って貰うことにしたのですが、結果は講師の想定外となりました。嬉しい誤算でありました。
 熱く自己変容を語る参加者の「自己紹介スピーチ」が予定した講演時間すらも超えることになってしまったではありませんか。時間制限で借りる会議場であること、と熱海駅へのピストン輸送するバスの最終便に迫ってしまったのですから主催者は時計と睨めっこになってしまったようです。気苦労をさせてゴメンなさい。
 講師である小生の「自己変容」についてのコメントは殆ど触れることが出来ませんでしたが、懇親会までご参加いただいた参加者や、宿泊された参加者からは「即席スピーチ」で、それぞれの人が、色々な人との出会いやその衝撃での新発見や発想の変遷等を新鮮に聞き取れたことの意義も語って貰えたので、「まぁ、良かった」と評価することで今回の幕を閉じることにしました。
 来年は「第10回目」の新春教育講演会。
 趣向を変えながら新世代への飛躍を期すつもりでいます。腹案としては「新春の東京で会おう」という意識で、講演+サプライズ(昼食会・観劇)、さらにオプションとして希望者だけの「呑み会」を・・・、と同席していただいた旅行案内業者に口頭でデザインを頼んでいます。どうなるかは、現時点では未定です。
 東京駅から徒歩数分の距離圏内での会場にすると新幹線利用者の参加が可能になるのではないかと企んで(笑)いるところです。ブログ愛読者の皆さんもいかがでしょうか?事務局とは、そのデザインが届き次第運営等について相談してみたいと考えています。
 お陰様で今年もスタートできました。老体に鞭を打たない程度の運営でがんばってみましょう。


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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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