~ホンモノの大人になるには~
こんな社会に誰がした?!
勉強をするべき学生生活の大半を「就職活動」に費やす?何のための大学進学だったのか。学生時代に留学をしてみたくても、帰国してみたら就職戦線に置いてけぼりでは、若さ故の冒険もチャレンジも許されない現状を知るにつけ、社会情勢を恨みたくもなるかな?成人式を終えたら「就(職)活(動)」に突入するなんて信じられない。経済市場原理が、将来の国を任せる若人を窮地に追い込み、今の若い者は!と責めている現状は、「どがんかせんといかん」(某知事の故郷愛が言わせた言葉)状態である。何も出来ない元教員としては地団駄だけを強く踏んでしまう。
今日は『成人の日』。
時代に反発したり親に抵抗したのも「ホンモノの大人」になるための基本条件の一つである。しかし、いつまでも抵抗や反抗を「青春の証」とばかり思い込んでしまうことは危険である、と提言しよう。どこかでそれを断ち切らねばオトナになれない。その節目が今日の日(『成人の日』)であると肝に銘じて欲しい。人生には沢山の節目がある。その一つ一つの節目の大事さを忘れないでいて欲しい。
人の褌で相撲を取る(=岩出監督のお言葉を借りて伝えたい)。
勝つことは喜びと達成感をもらうが、油断の入り口にもなる。負けると悔しいが逞しくなる入り口にもなる」
入り口と出口。節目に的を当てた表現ではないか。成人者になるための出口と成人者となった入り口のギアチェンジに失敗をしないように逞しく生きて欲しい。
追記:明日が小生の今年の「仕事始め」です。早朝から広島に向かいます。この「成人の日のメッセージ」が書けそうにないので、今夕書いています。小生を待っていただいている人たちが未だいらっしゃるのが幸せです。元気で今年も仕事を始めたいと心を熱くしている夕暮れです。行ってまいります。明日から3日間、ブログは休刊いたします。
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