2011/01/19

西日本の異常寒波

 ~生まれ故郷から積雪の便り~
 四国の高知からは氷点下3度に驚いてしまっているというメールも届きました。
 鳥取からは何十年ぶりの「毎日が雪かきから始まる」という生活メールです。郷里の熊本からは積雪の便りも届きました。雪に閉ざされた山間部の高齢者向けに市役所が「代理買い物」に乗り出したという自治体のニュースをラジオで聴きながら大自然の驚異が恐怖心へと誘ってしまいます。
 写真は広島市内の小学校の校長先生が、校門前の桜の木に雪が凍りついている光景を撮って送っていただきました。自主的に早出出勤した先生方が、子供達が入って来る校門辺りの雪かきをしてくれていると感激のコメントも添えてありました。
 愛知県の小学校からは、直ぐにでも地肌が見えそうな程度の積雪運動場で、登校した子供達がランドセルを放置して雪投げ合戦を始めているとのメッセージも届いています。
 東海道新幹線も浜松駅~新大阪間が積雪のためにスピードを落としての運転だとこと。
 かなりの遅れが発生しているらしい。そんな自然現象を他人事にして聴いておれません。来週は今年2回目の広島への出講だからです。
 たまに見る「関ヶ原辺りの雪景色」は、雪に縁の薄い人間には眩しくも神々しく見えて心もウキウキしてくるモノではありますが、旅程まで狂わされると(勝手なモノで)迷惑に感じてしまいます。雪国の人たちに対しても失礼な「わがまま」ですね。
 ともあれ、異常なほどの西日本での寒波。
 年間で一番寒い時期という概念は承知しつつも「旅人」人生を送る小生には、ついつい、愚痴っぽくなってしまいました。どちらさまも風邪など引かれないようお気をつけ下さい。
 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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