2012/02/01

久しぶりに使う「脳の一部」に異変(笑)

~忘れ行くモノは一つだけではない!?~
 こんな筈じゃない。
 最先端のパソコンソフトは言い難い程に素晴らしい。英文タイプを駆使した大学生時代を彷彿とさせるべく英字モードで(久しぶりの)英語の論文作成に取り掛かってみた。思考回路は順調(?)なのでその流れに乗せて英字を打つ(予定)ことにした。
 この作業は、『我が泥縄人生』の悪あがきである。2日に講演する小学校では「英語で」講演することになった。行きがかり上持ち時間80分間の前段の15分間を「英語での講演」となったのである。そのこと自体には何の問題も無い。自らも錆びつき始めている「話す英語」が気になり始めていたから意欲的にお請けしたのである。読書指導に関わるエッセイでも書いておけば、当日の資料として活用できるだろうとの「軽いノリ」でパソコンに向かって愕然とした。スペルチェック等の機能がやたらに活躍してくれるではないか。つまり、英単語も(?)忘れ去る言語の枠組みにどっぷりと嵌っていたことを機器が無言で教えてくれるのである。このソフトは文章表現の違和感も感じ取るらしい。アンダーラインがやけに多くなる。ソフト自身が驚いているような気がして、ブラインドタッチも小休止に至ってしまった(笑)。
 錆び行く老脳への刺激。
 必要性を十分に理解している老脳の保有者である。従って、今回の行為は言わずもがなの無謀な挑戦である。しかし、目標の達成は厳しい。英単語は非日常的使用言語であるので当然とは言え、反対に日進月歩するソフト開発(スペルチェック機能等)の目覚ましい進歩には「驚嘆」の一語である。老脳から正しいスペルの英単語が消滅するのと反比例に、恐るべき機器ソフトの発展とは皮肉ではないかい?いや、「我が時代」の終末症状を実感している、とでも締めくくった方が良さそうである。しかし、その恩恵を受けたい老脳が懸命に取り組んだことだけは読者諸兄にご理解いただきたい。いかがなものでしょうか?
 パソコンソフトの支援で出来上がった資料を使っての講演については、後日、謹んで(笑)、当ブログにてご報告することをお約束します!!

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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